生活スタイルの多様性に寄り添う、仏飯がお花のごはんで新発売!「ごはんとお水」

京都府に本社を置く株式会社TAJIROは、仏花専門店 BUCCCAで、お手入れのいらないプリザーブドフラワーを使用したデザイン性の高い仏花を提案しています。

ライフスタイルや、宗教、慣習が多様化する現代においても違和感がなく、リビングや自室をはじめ寝室にもフィットするシリーズです。2024年8月1日(木)には、新商品「ごはんとお水」を発売しました。

これまでにない新しい切り口で仏飯をお花で表現したこちらの商品は、意匠登録申請を行なっておりBUCCCAだけのオリジナルプロダクトです。毎日ご飯を炊かない高齢の方、毎日ご飯を注ぐことができない慌ただしいミレニアル世代に、インパクトのある商品としてSNSを中心に発売より5日間で完売再販を行う反響があったといいます。


BUCCCAは京都に工房を構え、デザイン考案から制作、販売、発送までを一貫して行っています。時代が流れる中で変わるもの、変わらないもの、変えたくないもの……そういったことを、ていねいに紐解いた先には「故人を思う温かい気持ち」があり、これはいつの時代も変わらないものだと考えていることが源流にあります。

仏壇、仏間、和室を超えて、生活空間の柱となるリビングにも故人の小さな写真と共に生活に溶け込むことができるお花を提案したいという思いを込めて、ロゴはリビングに咲く花をイメージしました。

また、ロゴの花は3つのCで構成されており、そこにはComfortable=心地よい空間、Creative=創造的なプロダクト、Compact=生活(心)に溶け込むカタチという、3つのブランドコンセプトを落とし込んでいます。

BUCCCAのデザインはリビングや生活にフィットする小さなお花ですが、花を挿す人の手数が多いデザインが特徴です。ブランド名の3つの「C」には、そんな思いや理念が込められています。

終活、家族葬、墓じまい、など人生の終わりの迎え方も大きな変化を遂げている中、核家族の住まいには和室がない場合も多く、仏壇などの大きな箱物家具も減ってきています。

それでも故人を思う気持ちは普遍的なもの。より現実の生活スタイルにフィットした形で、無理なくストレスフリーに供えられるBUCCCAの提案する仏花の新しい形は、既成概念に囚われず、スタイリッシュさも兼ね備え、人気となっているのも頷けます。

変化の大きな現代社会、それでも変わらず受け継がれていく文化や思いを、どうアレンジして提案できるか、一貫したコンセプトで具現化することで他にはないブランディングが成立することのお手本というべき事例がありました。

その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る