ゆずファン心理を捉える!ライブ会場13ヶ所の最寄り駅に“ご当地”広告を掲出

日産自動車株式会社は、2024年10月19日(土)から開始した、アーティスト・ゆずの全国ツアー『YUZU ARENA TOUR 2024-2025 図鑑』に、軽の電気自動車「日産サクラ」を通じて協賛。昨年実施したコラボレーション企画「ゆずサクラ」の第2弾として「愛する街から、愛する街へ。 #ゆずサクラ 2.0」を実施しています。

ともに横浜にルーツを持つゆずと「日産サクラ」は、2023年に開業した音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」のこけら落とし公演で「#ゆずサクラ」と題した初コラボを実施。柚子の皮や茎、葉っぱをモチーフにした世界に一台だけのコラボラッピングカー「ゆずサクラ」を実車化し、Kアリーナ横浜などへの展示を行ったとのこと。さらに、横浜駅も「#ゆずサクラ」ビジュアルでジャックしていたそうです。

今年のコラボはさらにパワーアップ。ツアーが開催される13会場の最寄り駅へ、今回のコラボ用にアレンジした歌詞とともに、各都市の名所や特産品、さらにイラストになったゆずの2人を描いた交通広告「13会場限定 つながる駅貼りポスター」を掲出します。ポスターには、「日産サクラ」のCM楽曲にもなっている『Chururi』が、それぞれの街に合わせた歌詞にアレンジしてデザインされているそうです。

13種類のポスターは横につながっていくようなデザインで、公演順につなげると13都市が地続きになる仕様となっており、掲出期間は各公演の1週間前から公演当日まで。さらにアレンジした『Chururi』の歌詞もひとつの楽曲として完成するような仕掛けになっているそうです。

アーティストが絡む、その都市ならではの“ご当地”広告はファンにとって嬉しいもの。都市ごとに異なるデザインはコラボ特設サイトにも掲載がなく露出が控えられているため、実際に見かけた人によるSNS上での投稿・拡散が期待できる施策となっています。ファン心理の捉え方が絶妙な広告事例でした。

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