カンロが若者の飴離れに一手 Metro Ad Creative Award受賞作掲出

カンロ株式会社は2022年に、企業パーパスとして「Sweeten the Future ~心がひとつぶ、大きくなる。~」を定めました。これまで糖から未来をつくり、その力を引き出すことに挑んできた同社が、培った技術を進化させて人と社会の未来に貢献する想いを込めた言葉です。

こうした未来を見据えるなか、現在は若年層を中心にハードキャンディの喫食機会が減少傾向にあります。そこで同社は、新たなユーザー層の拡大に向けてプロダクトとコミュニケーションの両輪からアプローチを試みています。

商品開発の面では、タイパやリフレッシュメントを求める若年層のライフスタイルに着目。サイズや食感に工夫を凝らした新商品を続々と発売し、これまでにないキャンディの食べ方や楽しさを提案しています。

このプロダクト開発と並行し、コミュニケーション施策として行ったのが「Metro Ad Creative Award 2025」への協賛です。

交通広告の新たな可能性を広げるクリエイティブを募集する同アワードにおいて、カンロは、「『健康のど飴』を知らない人が、気になり思わず食べてみたくなる印象的な表現」を募集。

未来を担うクリエイターたちの自由な視点を借り、飴を食べる機会が少ない10〜20代との新しい関係性を模索する試みです。(過去の紹介記事はこちら)。

2026年5月16日(土)から、アワードで選出された2作品が東京メトロ銀座線のギャラリートレインに掲出されています。

準グランプリの「赤になる前に。」は、福原弘志氏(株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND)・植木隆斗氏(株式会社電通デジタル)・櫻井美旺氏(株式会社ケー・アンド・エル)による共同制作です。それぞれ異なる領域の広告会社に籍を置く3名のクリエイターが手がけました。

黄色信号をのど飴に見立てた表現が特徴で、高い場所に貼られる車内の中づり広告という、メディアの特性を捉えた表現が評価されたようです。

一方、協賛企業賞を受賞した日本工学院専門学校の武澤茉鈴氏による「いたわりの気持ちを乗せて」は、電車の路線図をモチーフにした作品。

健康のど飴の特徴である31種のいたわり素材を駅名に見立てて1本の路線のように配置し、終着駅である「のど」へとダイレクトに届く構造を、直感的に表現しています。

若者の飴離れという課題に対し、商品開発だけでなく、外部の柔軟なクリエイティビティを取り入れたカンロの取り組み。

アワードをメディアフックに、生活動線に溶け込んだ交通広告という形で生活者との接点を創出するアプローチには、これからの時代に新しい顧客を増やすためのヒントが詰まっています。

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