渋滞を回遊の動機に!飛騨市が仕掛ける“遠回り観光”集客設計

日本有数の観光地で“あえて遠回りする旅”をコンセプトに、寄り道そのものを楽しむ新しい旅のスタイルを提案する施策が展開中です。

飛騨市観光協会と飛騨・高山観光コンベンション協会は、2026年5月1日(金)から7月31日(金)まで「飛騨ぐるっとスタンプラリー」を開催中です。

スタンプラリーは、賑やかな体験が楽しめる「北ルート」と、大自然に癒やされる「南ルート」の2つの周遊道により構成されています。

飛騨ぐるっとスタンプラリー

北ルートは、飛騨古川の情緒ある町並みや神岡の鉱山文化、廃線を走る「レールマウンテンバイク ガッタンゴー」、奥飛騨温泉郷など、にぎわいやアクティビティを楽しめる体験型の旅が魅力です。

飛騨ぐるっとスタンプラリー

南ルートは、御嶽山の麓に広がる開田高原や高根地域の自然、豊かな食、ゆったりと流れる時間を味わえる癒しの旅を楽しめます。

飛騨ぐるっとスタンプラリー

飛騨・高山エリアは日本国内でも有数の観光地。複数エリアが連携しながら、回り道を観光価値として提案する取り組みは全国的にも珍しい事例です。

飛騨市の古川町の中心部を流れる瀬戸川では、2026年4月28日(火)より「鯉のエサやり体験」もスタートしました。冬の間は流雪溝となる川を離れ、池へ越冬していた約1,000匹の鯉たちが里帰り。白壁土蔵の町並みを背景に、エサを求めて一斉に集う鯉たちの躍動感あふれる姿が印象的です。

観光における“最短ルート志向”を見直して地域の価値と魅力を存分に伝え、観光シーズンにおける交通渋滞緩和と観光客の分散化も図れるスタンプラリーは、地域振興とオーバーツーリズムの緩和にも効果を発揮する施策です。

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