5・7・5・7・7で涙腺を刺激せよ クリネックスがSNS時代に募る短歌コンテスト
日本製紙クレシア株式会社が展開するティシューブランド「クリネックス」が、2026年5月11日(月)よりSNS参加型コンテスト「クリネックス涙腺短歌」を開始しました。(特設サイトはこちら)
Xにてハッシュタグ「#クリネックス涙腺短歌」をつけ、”涙”をテーマにした5・7・5・7・7の短歌を投稿することで応募が完了します。
最優秀賞の賞金は30万円。審査員には、お笑い芸人のヒコロヒー、歌人の木下龍也、文筆家の土門蘭という、それぞれ異なるフィールドで言葉と向き合う3名が名を連ねました。

企画の背景には、同社が注目した社会的なムードがあります。博報堂生活総研によると2026年は「感情ミュート社会」と呼ばれ、自分の感情を素直に表現できる場が「減っている」と感じている人は63.8%を超えたそうです。※
※出典元https://seikatsusoken.jp/seikatsuchishin2026/part2/
一方、SNS上ではZ世代を中心に短歌ブームが続いており、伝統的な短歌賞への応募数も近年上昇傾向を見せています。
同社マーケティング部の長谷川敏彦氏は、「スマートフォンとSNSが日常化した現代では、短い言葉で感情を表現する力が自然と養われている」と語っています。そうした背景から「涙を拭う」ティシューのブランドが感情表現を求める生活者との接点をつくる場として、このコンテストを企画したとのこと。
応募に必要なのはXへのハッシュタグ投稿のみ。1人(1アカウント)100首まで応募可能という設定も、短歌の創作を繰り返す楽しさを後押しするルールのひとつ。参加のハードルを下げながら、生活者の個人的なエピソードをブランドと結びついたコンテンツとして集積させる仕組みといえます。
さらに審査員3名のメッセージが、コンテストの印象を一段と高めています。ヒコロヒー氏は「日々のあらゆることを31文字に閉じ込めることのおもしろさを、ぞんぶんに楽しみながら作ってみてください」と参加を後押し。
賞金獲得という応募動機に加えて、自分の感情を肯定されるのも参加するメリットといえるでしょう。

木下龍也

ヒコロヒー

土門蘭
募集から入賞作品の公開までを数ヵ月にわたって設計し、ブランドへの好意的な話題を長期的に維持する展開も特徴のひとつです。入賞作品の公開によって再び注目を集める流れをあらかじめ組み込み、長期的なコミュニケーションを形作りました。
「涙を拭う」という日用品の機能を、「人生の喜怒哀楽に寄り添う」という文化的な役割へ昇華させたクリネックスの短歌コンテスト。社会的な背景とSNSのトレンドを巧みに掛け合わせ、ブランドの再定義とファンとの関係構築を両立させたプロモーション事例です。
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