雪見だいふくを648通りにカスタム|新たな接点創出を狙うロッテの体験型店舗
ロッテの人気商品「雪見だいふく」誕生45周年を記念したテイクアウト専門の体験型カフェ「my雪見だいふく」が、2026年6月17日(水)から9月23日(水)までの約3ヵ月間、東京・中目黒に期間限定でオープンします。
同店舗では、8種のアイスと18種のトッピング・仕上げから選べる計648通りの組み合わせの中から、自分だけの雪見だいふくをその場でカスタマイズ可能。
ロングセラー商品は新商品が増えるほどほかの選択肢に埋もれやすく、結果として手に取る機会が減りがちです。そこでロッテが今回試みたのは、「雪見だいふく」が本来持つ価値や楽しみ方を“体験”として再定義し、ファンとの新たな接点をつくることでした。

雪見だいふくの食感・味を、来店客自身の手で自分だけの一品へと組み替えられるようにした点に、今回の設計の面白さがあります。
店舗では「アイス」「トッピング」「仕上げ」の3ステップで648通りからオーダーでき、一つひとつを手づつみで仕上げる、つつみたての食感も体験の核になっています。
さらに、6〜7月「初夏」、8月「真夏」、9月「残暑」と移ろう季節限定メニューや、天保年間創業の老舗茶舗「放香堂」とのドリンクコラボ、限定グッズも提供予定。

季節ごとに替わるメニューは再訪の動機をつくり、暑い屋外での行列を避ける予約システム「EPARK」は来店のハードルを下げることにつながっています。一度きりの話題で終わりがちな期間限定店を、約3ヵ月の継続来店と再訪へつなぐ導線が組み込まれています。
定番商品である雪見だいふくを「買うもの」から「体験しに行くもの」へと転換し、マンネリ化しがちなロングセラー商品の新たな楽しみ方を提案する体験型施策。
商品の魅力を体験として語り直しながら、ブランドと生活者の接点を広げるこの設計は、ほかの食品ブランドにも応用できる事例といえるでしょう。
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