視聴者を出演者へ Netflixが仕掛けた最高のファンサービス
Netflixオリジナルのイタリア青春ドラマ『RIV4LI』は、特別エピソード「One Last Adventure」をYouTubeで無料公開しました。きっかけとなったのは、フランス・トゥールーズに住む13歳のファン、Haïléさんがドラマへの想いをNetflixに宛てて書いた1通の手紙です。
物語では、主人公たちがコミック原稿を失ったことをきっかけに、偶然見つけた手紙の持ち主を探して街中を奔走します。そして物語の最後には、本物のHaïléさんの自宅を訪問。本人も特別出演し、キャストと対面するシーンが描かれています。
Netflixは、ファンレターを新たな物語へ発展させ、特別エピソードそのものをPRコンテンツとして活用しました。通常のNetflix配信ではなくYouTubeで無料公開したのも、既存ファンだけでなく、作品を知らない人にも届ける狙いがありそうです。
さらに、「私も手紙を書けば、いつか物語の一部になれるかもしれない」という期待を生み出すことで、作品と視聴者の距離を縮め、新たなファンとの接点まで作り上げています。
ファンの声を紹介する企業は少なくありません。しかし、その声を新たなコンテンツの出発点にまで昇華させた事例は珍しいでしょう。ファンを「作品を応援する存在」ではなく、「作品を一緒につくる存在」として迎え入れたことが、このPRの大きな特徴です。
コミュニティが重要視される時代において、ファンとの関係性そのものを資産へ変えていく発想は、多くのブランドにとって参考になる取り組みといえるでしょう。
その他のPR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=25
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
記事をブックマークする
記事をブックマーク済み
0