共同墓でつながり生活も支え合う おひとりさまに寄り添うまもりすくんの終活互助
東京・多摩地域で見守りや生活支援を展開する一般社団法人まもりすくんは、2026年9月8日(火)、東京都あきる野市に設けたステンドグラスの共同墓の利用状況を発表しました。2025年1月の提供開始から20人以上が契約し、お墓仲間としてつながっています。

同法人によると、日本では単身世帯が全世帯の34%を占め、そのうち4割が高齢者です。一人暮らしや家族と離れて暮らす人にとって、死後の手続きや墓の管理を誰に託すかは終活における課題のひとつ。死後事務では、行政だけでは対応できず親族などに委ねられる手続きもあり、家族を前提としてきた支援だけでは対応しにくい状況が生まれています。
共同墓は2021年に建造され、2025年にはポピーの花をモチーフにしたステンドグラスが設置されました。明るい色合いのドイツ製手吹きガラスを使用し、合葬墓に寂しさを感じる人にも、前向きに終活を考えられる選択肢を示しています。無宗教で生前に申し込むことができ、永代利用権は11万円(税込)です。

契約者を利用者ではなく、お墓仲間と呼ぶ点も特徴です。事前に登録した会員有志のお助け隊が定期的に墓参りを行い、体調が悪く墓参りに行けない人には写真も届けます。生前に墓を用意することを、死後への準備だけでなく、元気なうちから人とつながる機会にも変えています。
同法人は2019年に東京都昭島市で設立され、2021年から見守り、入退院支援、死後事務委任を提供してきました。生きるためのエンディングノート講座や身元保証勉強会も開き、元気なうちに自分の意思や必要な手続きを整理する機会を設けています。現在の会員数は60人を超え、エンディングノート講座の受講者は延べ1,000人を超えました。

親族に頼りにくい人の終活を、共同墓の提供だけで終わらせず、会員同士が現在から死後まで支え合う関係へ広げたまもりすくんの取り組み。
支援する人と受ける人を固定せず、元気なときには支え手となり、必要になれば自分も支えてもらえる関係を構築しています。共同墓を死後の納骨先だけではなく、生前から支え合う関係をつくるきっかけとして活用し、家族や親族が担ってきた終活を地域の互助で補うCSR事例です。
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