令和こそ合コン! マッチングアプリ疲れを逆手に取る「コンパイキタイ」初ブランドCP
出会いの効率化を突き詰めたマッチングアプリが普及する一方で、終わりのないメッセージ交換や事前の期待とのギャップに疲弊するユーザーが増加しています。
こうしたジレンマを背景に、株式会社トゥエンティトゥが運営する合コン専用のマッチングアプリ「コンパイキタイ」は、初のブランドキャンペーンを開始。かつて定番の出会い方でありながら近年は敬遠されがちだった「合コン」への回帰を提案しています。

同キャンペーンでは、タイムパフォーマンス重視の出会いに対するアンチテーゼとして、友人と共に参加する安心感や、対面ならではの自然な会話といった「リアルなコミュニケーションの楽しさ」を提示。出会いを探す行為そのものを、より楽しむ体験へと再定義します。
そんなメッセージが込められた新CMは、現代の心理描写を盛り込んだ2本立てで構成されています。
「昭和の遺物」篇では、1980年代風の世界観とスマホを組み合わせ、無表情な主人公たちが対面によって自然な笑顔を取り戻す姿を描写しました。
一方の「マチアプが嫌いだ」篇では、マッチングアプリに疲れた20代女性が主人公となり、3対3の合コンを通じて仲間と直接笑い合う楽しさを表現しています。合コンの強みを現代の文脈に翻訳し、競合との差別化を印象づける映像に仕上がっています。
同時に、昭和・平成・令和それぞれの世代が合コンを語るバナー広告も掲出しています。


こちらは、昭和・平成の「みんなで笑う」「会う前から盛り上がる」「盛らなくても恋できた」といった情緒的な価値をノスタルジックなトーンで可視化。


対して令和の視点では、画面越しに時間をかけるよりも直接会う方が早いという合理性を打ち出しています。


世代ごとに異なる合コンへの記憶や出会いの価値観に寄り添い、幅広い層の共感を同時に獲得するクリエイティブ展開が特徴的なキャンペーン。
あえてトレンドに逆張りし、現代のユーザー心理と時代背景を緻密に捉えることで、市場での存在感を築いていく。ポジショニング設計の参考になる事例です。
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