黄金のレフ板をOOHに変えた二コンのブランディング施策

SNS時代において、写真は最も重要なコミュニケーション手段の1つと言えるでしょう。旅行中にSNSに写真をアップロードする人の割合は60%あとされており、ミレニアル世代に絞るとこの数字は97%にまで跳ね上がります。そんな写真が主流の時代を牽引する大手メーカー・ニコンは、ドイツ・ハンブルグで開催された大型イベントPhotopiaの開催に合わせて“誰もが最高な環境で写真を撮影できるようになる”機能性抜群のOOHを公開しました。

施策は、Photopiaの会場のすぐ外の広告スペースをすべて金色のレフ板に差し替えるというもの。元々写真やカメラに高い興味関心を抱く人々が訪れるイベントだからこそ、多くの来場客がレフ板を活用した最高の光の中で自由に撮影できるような環境を作り上げたのです。レフ板の角度を調整することもでき、日の出から日の入りまで多くの来場客で賑わうイベント会場そのものを簡易的に撮影スタジオに変身させました。

レフ板の下部にはニコンのロゴや施策の詳細を伝えるためのQRコードが配置されており、来場客が撮影した写真をSNSにアップロードする際に自社の社名がしっかりと露出するような工夫も施されています。イベントが終了した後にはハンブルグ市内の広告スペースにも同様のレフ板を配置し、写真家以外の一般市民にも撮影することの楽しみをアピールした大規模なブランディング施策でした。

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