まるでAI画像!? コーヒーブランド・illyがSNSで話題を呼んだCGを現実化
2024年、イタリアのコーヒーブランドilly(イリー)は、ベネチアの運河に巨大なエスプレッソカップが浮かぶCGI映像を制作し、SNS上で話題を集めました。そして同社は2026年、その光景を現実のものにしました。
ベネチア・ビエンナーレ2026にあわせ、illyはサンマルコ広場前の水上に4つの巨大カップ型インスタレーションを設置。
デザインを手がけたのは、世界各地から選ばれた4人の現代アーティストです。異なる文化的背景を持つ作家たちの作品が並ぶことで、広告オブジェを超えたアートとして街の風景に溶け込んでいます。
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AIでバズるだけでは終わらせず、本当に作るという選択をした点が、この施策の核心です。デジタルで何でも表現できる時代だからこそ、現実空間に実際に存在するものを置く価値が上がっています。観光客が自然に撮影・拡散する都市体験型のメディアとして、街そのものを巻き込みました。
この施策はillyにとって突然のアート路線ではありません。1990年代から続くilly Art Collectionでは、世界的なアーティストとコラボし、エスプレッソカップのデザインを委託してきた長い歴史があります。
今回の施策は、コーヒーブランドではなくアートブランドとしての立ち位置を長年かけて築いてきたからこそ成立する施策といえます。
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