毎日少しずつ怖くなる!? “ストーカー化”していくアメリカのホラー広告

LAやニューヨークの街中に突然現れたのは、「I love you so so so much!」(愛してる)、「Text me?」(連絡して)という、まるで誰かが勢いで書いたようなラブメッセージ風ビルボードです。

これはホラー映画『Obsession』のプロモーションとして展開されたOOHキャンペーン。映画の内容を一切説明せず、街そのものを使ってストーリーを体験させる設計になっています。

 

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最初のビルボードは、どこかロマンティックな雰囲気ですが、日を追うごとにメッセージのトーンが変わっていきます。

走り書きのような文字、塗りつぶされたフレーズ、そして「Why haven’t you texted me?」(なぜ連絡してくれないの?)という問いかけが繰り返される。最初は好意的だった言葉が、執着へ、そして不気味さへと変化していきます。

このキャンペーンが巧みなのは、人通りの多い場所にあえて設置している点です。毎日同じ道を通る人が、昨日と変わったビルボードに気づくことで、小さな積み重ねが、じわじわと不安感を育てていきます。

通常のOOHは、通行中でも瞬時に内容が伝わることが求められます。しかし本施策は、あえて一度では読み解けない違和感を残す設計です。

さらに、記載された電話番号にSMSを送ると、映画の登場人物Nikkiから返信が届く仕掛けも用意。QRコードやARではなく、個人の連絡先のような電話番号を導線にすることで、作品世界に入り込むようなリアリティを生んでいます。

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