周年を新規客との出会いに変える ロクシタン50周年ポップアップの成果
ロクシタンジャポンは、2026年7月9日(木)から12日(日)までの4日間、渋谷スクランブル交差点に面する旗艦店「ロクシタン SHIBUYA TOKYO」で、50周年を記念したポップアップ「ロクシタン 50の秘密」を開催。既存ファン向けの催しになりがちな周年イベントを、新規顧客と出会う場に変換しました。
会場を訪れたのは、4日間で4,976名。そのうち6割以上が30代以下で、会場で製品を購入した人の半数以上が、ロクシタンを初めて利用する新規顧客でした。長く愛されてきたブランドの周年が、若い世代との最初の接点として働いたといえるでしょう。

ロクシタンは1976年、南仏でローズマリーを蒸留するところから始まりました。今回の50周年テーマ「CRAFTING LIFE TIES」は、人と自然、人と人とのつながりを表しています。
会場にはブランドの歩みをたどる50のボックスが並び、南仏オート・プロヴァンスの自然を思わせる空間の中で、来場者は50年の物語を体験しました。
なかでも来場者を巻き込んだのが、黄色いメッセージウォールです。「50周年おめでとう」「これからもずっと愛用します」といった言葉を、3,000名を超える人が書き残しました。
周年という節目を企業からの一方的な発信ではなく、来場者の手で祝福の言葉を積み上げる参加型のコンテンツに組み替えた点が、この企画のポイントといえるでしょう。

この事例は、周年PRを単なる「過去の振り返り」ではなく、新規顧客との接点づくりの場として設計できることを示しています。
若い世代が行き交う渋谷スクランブル交差点という立地に、展示を眺めるだけで終わらせない参加型の仕掛けを組み合わせた設計が、この結果を後押ししたと考えられます。

既存ファンへの感謝と新たな顧客との出会いは、決して相反するものではありません。4,976名の来場者、6割以上を占めた30代以下、購入者の半数以上を占めた新規顧客、3,000名以上が参加したメッセージウォール。
ロクシタンの取り組みは、既存ファンと周年を祝いながら、新しい世代との出会いも生み出せることを数字で示したPR事例です。
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