山下智久を起用したCMで伝える ヤマシタの企業変革
介護用品のレンタル・販売とリネンサプライを手がける株式会社ヤマシタは、山下智久さんを起用した新CM「ヤマシタが変えていく」篇を、2026年9月18日(金)から関東エリアで放映します。公式YouTubeでは9月10日(木)から本編映像を公開。同社はCMの放映に合わせ、コーポレートロゴを刷新し、ホームケア事業のサービスブランド「YAMASHITA CARE365」も新たに展開します。
注目したいのは、CM、ロゴ、サービスブランドを別々の知らせとして扱わず、「ヤマシタが変えていく」という言葉の下に並べている点です。CMでは、山下さんとロゴから生まれたキャラクターが登場し、車いすやベッド、手すりといった介護用品へ形を変える光を描写。介護に寄り添う姿勢と、テクノロジーを活用する方向性を、映像の中でひとつの企業像として示しています。
新しいロゴは、従来の「Y」のモチーフとカラーを受け継ぎつつ、企業理念「正しく生きる、豊かに生きる」を表現したもの。また「YAMASHITA CARE365」は、介護用品のレンタルだけでなく、住環境の困りごとを含む在宅介護ニーズに365日対応するブランドとして展開されます。見た目の刷新とサービスの更新を同時に示すことで、同社が何を変え、何を大切にし続けるのかが伝わりやすくなっています。

山下さんの起用も、単なる知名度訴求ではありません。芸能活動30周年を迎えた今も挑戦を続ける姿を、介護領域から新しい価値を生み出そうとするヤマシタの企業姿勢に重ねています。タレントの人物像を企業の変化と接続し、抽象的な方針を理解しやすい物語に翻訳した構成です。
発表会を、ブランドの考え方に触れる参加型の場として設計している点も見逃せません。ヤマシタは2026年9月10日(木)、東京国際フォーラムで新CM発表会と山下智久さんのブランドアンバサダー就任式を開催しました。

会場ではCM上映だけでなく、「介護×ヤマシタ」まるわかりクイズを実施。75歳以上の約3人に1人が要支援・要介護認定を受けていることや、スマートフォンで約5m歩く姿を撮影し、AIが歩行状態を解析する取り組みを紹介しました。
アンバサダー就任という話題を入口に、介護を自分ごととして捉えるための情報と、AI活用の具体例を重ねています。山下さん自身も祖父がヤマシタの歩行器を利用していることに触れ、介護が身近なテーマであると語りました。企業の変革を発信する際、メッセージだけで終わらせず、生活者が理解できる具体的な接点を用意することは、信頼感のあるブランドコミュニケーションにつながります。
企業変革を発信する際は、新ロゴや新サービスを個別に説明するだけでは、全体像が伝わりにくくなります。複数の接点をひとつつのメッセージへ束ね、既存の強みと次に目指す姿を同時に示す。ヤマシタの発信は、事業の進化をブランドコミュニケーションへ変える際の参考になるでしょう。
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