「うちの猫も出したい」で視聴者から参加者に ちゅ〜るCMのUGC戦略
いなばペットフードは、猫用おやつ「CIAOちゅ〜る」の2026年春CM第3弾を公開しました。今回公開された動画では、東京都、群馬県、岡山県、神奈川県などのさまざまな地域の猫が登場し、ちゅ〜るに夢中になる姿を映しています。

今回の施策で特徴的なのは、全国の飼い主から募集した猫をCM出演者に起用することで、視聴者を参加者へ変えている点です。

通常のCMは視聴者が受け手になりやすい一方、CIAOちゅ〜るは出演機会を設けることで「うちの猫も出たい」といった感情を喚起し、広告接点をコミュニティ接点へ拡張。
また、出演する猫の出身地を明示することで、「地元の猫が出ている」「同じ地域の猫だ」といった親近感を生みやすくし、商品訴求だけではなく、全国の猫好きが楽しめる参加型コンテンツとしても機能しています。

さらに、CMを第1弾、第2弾、第3弾とシリーズ展開している点も見逃せません。継続的に公開することで接触機会を積み重ね、「次はどんな猫が出るのか」という期待感を醸成しながら、継続的な視聴を喚起する設計になっています。
加えて、出演した飼い主自身が拡散主体となることで、ブランド発信だけでは生まれにくいUGC創出や二次拡散にもつながりやすく、参加型広告としての広がりを生み出しています。

CMでは商品の機能を細かく説明するのではなく、猫がちゅ〜るを夢中で楽しむ姿を見せることで魅力を伝えています。広告を見せるだけで終わらせず、参加できる企画へ広げることが、ブランドへの親しみや愛着を育てる鍵だといえるでしょう。
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