9秒間集中すればクーポンがもらえる、カナダ・スナックブランドのARを利用したキャンペーン

大手食品ブランドCampbell’sが展開するスナック菓子Goldfishが、特殊なARフィルターを開発し、9秒間集中を切らさずに1点を見つめ続けることができれば割引クーポンを獲得できるというキャンペーンを行いました。

TIME誌が行った「マルチタスクが求められる現代人の多くは、わずか9秒分の記憶力しかないと言われている金魚(Goldfish)よりも低い集中力しか持ち合わせていない」という発表を企画の主軸におき、この”FOCUS FACEOFF LENS(集中力の直接対決)”と名付けられたARフィルターは、そんな現代人と金魚が集中力を競う仕組みになっています。

ARフィルターの内容は、パッケージからゆっくり落ちてくるCampbell’s Goldfishを9秒間見つめ続けるというもので、途中でショートメッセージやアラーム、電池残量の通知に目線を動かしてしまうと失敗となってしまいます。

9秒間何にも邪魔されずに見つめ続けることができた人には、Campbell’s Goldfishがお得な価格で買える割引クーポンが配られます。

ブランドを象徴する金魚というアイコンをテクノロジーに活かし、ARフィルターを開発することで若年層へのアプローチに成功しました。

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