25周年のUSJが子どもを無料招待 パークから家族旅行全体へと広げる体験価値
合同会社ユー・エス・ジェイは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの開業25周年施策として、無料招待チケット「ホリデー・キッズフリー・パス」の販売を2026年9月14日(月)より開始しました。
対象の入場期間は2026年11月13日(金)から12月30日(水)まで。本チケットは、大人1名の購入に対して同行する4歳から11歳までの子ども(12歳の小学生を含む)1名分の入場料が無料となります。
猛暑などの影響で夏のお出かけを見送った家庭をはじめ、日本国内在住者を対象に冬の思い出づくりの機会を提供する試みです。

今回の取り組みは、単なる入場パスの無料化にとどまりません。パークの枠を超え、家族旅行全体をひとつの体験として捉え、多様な企業との連携を組み込んだ構成となっています。
まず宿泊面では、オフィシャルホテルを含む提携施設において「ホリデー・キッズフリー・プラン」を用意。チェックイン時の「ホリデー・キッズフリー・パス」提示、またはパス付き宿泊プランの利用により、子どもの宿泊料金無料やファミリールームの特別料金といった各種優待が適用されます。

あわせて、旅の検討から移動、現地での決済を支える異業種企業が参画します。JTBやJR西日本が駅構内や店舗での案内および専用旅行商品の販売で移動手配をサポートし、日本コカ・コーラやエディオンが動画や店頭を活用して情報を発信。
さらに、イオンフィナンシャルサービス、NTTドコモ、三井住友銀行、三井住友カードがポイント還元や会員向け施策、キャンペーンなどを通じて旅行体験を包括的に支えます。

パーク内においては、滞在中の満足度を高める取り組みと将来の再訪へつながる施策が並行して展開されます。本パスの利用者を対象に、キッズセットやチュリトス、ポップコーンバケツといった飲食やグッズを優待価格で提供。
加えて、入場当日に限り、特別価格で子ども用年間パスへアップグレードすることが可能です。旅行情報の認知から手配、移動や宿泊、現地での消費、そして次の来場機会に至るまで、旅に関わる一連の行動プロセスをひとつにつなげた施策設計と捉えられます。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、25周年における還元を一時的な値引きにとどめず、長年支えてきた家族への感謝を子どもの体験価値へ変換しました。
自社施設の中だけに閉じず、多様なパートナー企業を巻き込みながら、家族旅行という顧客体験の全体像へ働きかけるマーケティング事例といえるでしょう。
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