ライブ会場でスマホ禁止! 人気DJとDropboxがコラボした没入設計

ライブ会場でスマホを掲げる光景は、今や当たり前になりました。しかしDJ・プロデューサーのFred again..(フレッド・アゲイン)は、ワールドツアーであえてスマホ禁止のルールを導入しました。

画面越しではなく、その場の熱狂を直接体験してほしいという、シンプルな理由からです。

この取り組みは撮影禁止で終わりません。Fred again..はDropboxとコラボし、各ライブの映像・写真・アーカイブ素材をDropbox上で公開しました。

観客は自分のスマホで撮影しなくても後から高品質な公式コンテンツを楽しめる仕組みで、ライブに行けなかったファンも同じ体験を共有できます。

さらに、YouTube上に108時間分のライブ音源アーカイブも公開しており、イベントを単発消費ではなく継続的に楽しめるコンテンツへと昇華させています。

Dropboxの活用方法にも注目したいところです。通常は仕事用ファイルやバックアップを保存するクラウドサービスとして認識されているDropboxが、今回はライブ映像・熱狂・ファンコミュニティそのものを保存する場所として機能しています。

同社は「単純なファイル共有サービスからクリエイティブコラボレーションの包括的なプラットフォームへと進化した」と明言しており、クリエイター支援を明確なブランド戦略として打ち出しています。

今回のコラボはその流れと一致しており、ストレージサービスからカルチャーの保管庫へと、Dropboxがブランドの立ち位置を再定義しようとしていることが見えてきます。

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