酔っ払い注意!Airaloが仕掛けるSt. Patrick’s Dayの施策
酔っぱらって、送る相手を間違えてメッセージを送ってしまった――そんな経験がある人も少なくないはず。今回紹介するのは、そんな”あるある”な失敗をユーモアに変えたeSIMサービスの広告施策です。
eSIMサービスを提供するAiralo(エアロ)が、アイルランド最大の祝祭日・St. Patrick’s Dayにあわせて展開したキャンペーン「Internet Responsibly」。
St. Patrick’s Dayは、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日を祝う日で、街中が緑に染まり、多くの人がパレードやお酒を楽しむ国民的イベントです。
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通常この時期、街中では「Drink Responsibly」(責任を持って飲みましょう)という注意喚起が多く掲示されます。本施策ではそのフレーズを「Internet Responsibly」に置き換え、酔った勢いでの誤送信や軽率なSNS投稿といった”デジタル上の失敗”に目を向けさせる構成になっています。
ビールの泡やコースター、ポスターなどに「The internet never forgets」(ネットは忘れない)「Don’t text your ex」(元恋人に連絡するな)といったコピーを配置。現地の空気感に溶け込みながら、思わずクスッとする形で注意喚起を行っています。

本事例の秀逸なのは、「機能」ではなく「行動の瞬間」にフォーカスしている点にあります。eSIMの利便性を語るのではなく、“酔ってスマホを触る瞬間”というリアルなシーンを提示することで、「海外でもネットが使える状態」を自然に想起させています。
また、現地を訪れる観光客だけでなく、海外に出るアイルランド人にも訴求できる設計で、インバウンドとアウトバウンドの双方をカバーしている点も見逃せません。
文化的な祝祭日、特定の場所、そして人の行動が重なるポイントにブランドを自然に溶け込ませる。Airaloの今回の施策は、生活者の”ついやってしまう瞬間”を起点にサービスの存在感を刻んだ好例といえるでしょう。
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