電動キックボードのマナー向上を呼びかけた、ポップアート風のビジュアル広告

ロシアの電動キックボードシェアサービスUrent、CitymobileとWhooshの3社は、アメリカンポップアートのようなタッチで、電動キックボードを使用する際に注意しなければいけない行動を呼びかけた複数のビジュアル広告を合同で制作しました。

「運転中は両手でしっかりとハンドルを持ちましょう」というメッセージのビジュアルでは、スマートフォンで電話をかけながら乗る女性の姿や……。

「注意深く、安全な運転を心がけましょう」というメッセージには、電動キックボードで綱渡りをする男性の姿が……。

「横断歩道ではキックボードから降りましょう」というメッセージでは、まるでザ・ビートルズの名盤アルバム「アビイ・ロード」のオマージュのような構成でキックボードを引いて横断するビジュアルや……。

「突然背後からクラクションを鳴らすのは控えましょう」というメッセージには、ゴジラ風のモンスターが人々を追いかけている姿も……。

「常識ある人間らしく、駐車はしっかりと行いましょう」というメッセージでは、宇宙服の人が電動キックボードをポートに駐車する様子を宇宙人が微笑んで見つめていたり……。

「人混みの中を突っ切るのは控えましょう」というメッセージでは、雑踏の中で人目もはばからずに映画のワンシーンのような情熱的なキスをする男女が……。

「複数人でのタンデム運転はやめましょう」というメッセージでは、ワーカー風の男性4人が、巨大キックボードに並んで腰かけていたり……。

「飲酒したあとの運転は控えましょう」というメッセージでは、体やキックボードが宙に浮いた無重力空間で前後不覚に陥っているような描写の男性の姿が……。

新しい交通手段として世界中で普及しはじめている電動キックボードですが、利用者本人だけでなく周囲の人も安心して受け入れられる乗り物になるよう啓発し、誰もが簡単に扱える乗り物だからこそ大切な運転時のマナー向上を、印象に残るビジュアルで表現しました。

その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27