ビルボードの裏を収納スペースとして活用したIKEAの斬新なOOH
一見すると、整った部屋を写した普通のIKEAのビルボード。しかし裏側に回ると、大量の収納ボックスが積み上げられています。
IKEA SwedenがクリエイティブエージェンシーÅkestam Holst NoAと展開した「Tidy Billboards」は、透明な収納ボックス「SAMLA(サムラ)」を訴求するOOHです。
この投稿をInstagramで見る
正面には、すっきりと片付いた部屋の写真と「Behind every tidy room, there’s a SAMLA.(片付いた部屋の裏には、SAMLAがある)」というコピーを掲載。
一方、本当にビルボードの裏側へ回ると、衣類やおもちゃ、レコードなどを詰めたSAMLAが大量に積み重ねられています。正面から見える整った部屋と、その状態を支える収納を、ビルボードの表と裏でそのまま表現しました。
この投稿をInstagramで見る
このアイデアの背景には、IKEAが行った生活者調査があります。スウェーデン人の83%が、自宅に少なくとも1ヵ所は片付いた状態を保つのが難しい場所があると回答。広告写真のような整った部屋の裏側には、日々増えていく物があるという生活の現実に目を向けました。
そこでIKEAは、散らかった状態を否定するのではなく、それをSAMLAに収納することで整った空間をつくれるという商品の価値を、広告そのもので実演しています。
単に収納ボックスの写真や機能を見せるのではなく、普段は広告に使われないビルボードの裏側まで活用したことで、「Behind」というコピーにも文字通りの意味を持たせました。
IKEAといえば、広告媒体や身近なものを意外な視点で活用するクリエイティブをたびたび展開しており、PR EDGEでも過去にそのユニークな広告を紹介しています。
今回も、ビルボードという見慣れた広告媒体の「裏側」に目を向けることで、SAMLAの役割を直感的に伝えています。コピー、商品、媒体の特徴をひとつのアイデアで結びつけ、収納するというシンプルな機能を印象に残る広告へと変えたIKEAらしいOOHです。
その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
記事をブックマークする
記事をブックマーク済み
0