マクドナルドが「肉屋」をオープン 3つの言葉で伝えたビーフの裏側
マクドナルドが期間限定でオープンしたのは、ハンバーガーショップではなく「肉屋」でした。
英国マクドナルドは2026年9月17日(木)~19日(土)、ロンドン・ショーディッチでポップアップ「The Counter by McDonald’s」を実施。クラシックな精肉店を思わせる店内には、牛肉や野菜などの食材が並び、普段の店舗とはまったく異なる空間がつくられました。
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店の外壁に大きく掲げられたのは、「1. BEEF 2. SALT 3. PEPPER (THAT’S IT.)」というメッセージ。「牛肉、塩、コショウ。それだけ」と、ビーフパティのシンプルさをストレートに伝えています。
英国・アイルランドのマクドナルドで使用されるビーフパティは、英国・アイルランド産の牛肉を使用し、つなぎなどは加えず、調理後に塩とコショウで味付けされています。
「The Counter」では、こうした情報を広告コピーだけで伝えるのではなく、実際に見て、聞いて、体験できる場を用意しました。
店内では、農家や精肉の専門家から牛肉やその生産背景について話を聞けたほか、予約制のマスタークラスも開催。参加者は自ら肉を挽いてパティを成形し、マクドナルドのビーフパティができるまでを体験しました。
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ファストフードの商品がどのような食材から作られているのかは、完成したハンバーガーを見ただけでは分かりにくいものです。多くの企業がWebサイトや広告で原材料を説明する手法を選ぶなか、今回マクドナルドが選んだのは、精肉店という形でその裏側を目の前で見せることでした。
情報を増やして商品のシンプルさを説明するのではなく、あえて「BEEF、SALT、PEPPER」という3つの言葉まで削ぎ落とし、それをリアルな体験によって裏付けています。
商品の透明性を「信じてもらう」のではなく、「実際に見てもらう」。普段は表から見えにくい食材や生産背景を体験の場へと変えることで、ブランドへの理解につなげたPR事例です。
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