商品の枠を超えて文化そのものを育てる 「LECIEN 刺しゅう展2026」開催

刺しゅう糸ブランド「COSMO」を展開する株式会社ルシアンは、2026年10月23日(金)から10月25日(日)まで、東京・表参道にて「LECIEN 刺しゅう展2026 ―広がる刺しゅう表現―」を開催します。

本展示会は、刺しゅうというカテゴリ全体の価値や可能性を広げることを目指した取り組みです。従来の手芸という枠を超えて、アートやファッションへと創作の幅を広げる試みとなっています。

施策の軸にあるのは、生活者を単なる閲覧者にとどめず、作品を「つくる側」へ巻き込む体験設計。会場を彩るコンテンツのひとつが、一般参加者によって生み出された公募作品です。

開催に先立ち実施された材料提供型の公募には、テーマ展示コース(296名)とチャレンジコース(213名)を合わせて509名が応募。刺しゅう糸などの資材をあらかじめ提供し、実際の制作プロセスそのものを体験してもらうことで、生活者自身をクリエイターへと引き上げる参加型のコミュニティ形成につなげています。

会場空間においても、プロ・一般・次世代という異なる作り手をひとつの場につなぐ工夫がなされています。

まずプロの表現として、国内外で活躍する刺しゅう作家8名の作品を展示。制作の背景やこだわりを語るミニトークショーも開催し、単に鑑賞するだけでなく、作品のストーリーに触れられる企画を用意しています。

さらに、文化服装学院とのコラボレーションによる学生対象のコンテストを組み込み、若い世代の柔軟な感性による立体作品などの新しい視点を呼び込みます。伝統的な手芸のイメージを超え、ファッションやアートへと広がる現代の創作文化として提示する構成です。

感度の高い人々が集まる表参道で無料開催し、トークショーなどの体験コンテンツを設けることで、未経験者が刺しゅうに親しむきっかけをつくっています。

自社商品を前面に売り込むのではなく、「刺しゅうを楽しみ、表現する人」そのものを増やしていく。文化とコミュニティを育てることで、中長期的にファン層や市場の広がりを生み出すブランドコミュニケーションです。

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