なぜか最後まで観てしまう“人生の小さな幸せたち”3本立て

南アフリカ生まれのファストフードチェーン・Chicken Lickenは、まだアフリカ大陸以外での展開はないものの、同国内では200以上の店舗を構えています。最大のアピールポイントはそのブランド名からもわかるとおり、チキンを中心としたハンバーガーメニュー。特にスライダーと呼ばれる1口サイズのハンバーガーはその手軽さも相まって多くのファンを抱えています。

そんなスライダーの新作が登場するにあたり、同社は“小さい”ことにフォーカスし、それを“ささやかな”という意味合いに変換した長尺CMを公開しました。

“It’s the Little Things That Satisfy Us Most(人生のささやかな幸せたち)”というキャッチコピーを中心に企画された3本のCMは、いずれも多くの人が共感できる“ささやかな幸せ”を紹介しています。

ゴミ箱に紙くずを投げ入れたときに1発で入る気持ちよさ、ふと試したUFOキャッチャーで景品が取れたときの高揚感、クイズ番組を見ていたときに主演者よりも先に正解できたときの達成感……文化を問わず多くの現代人に当てはまるシーンにスポットライトを当て、最終的に商品ビジュアルで締めるという構成になっています。

商品特長をアピールするにあたり、それを直接的に言語化するのではなく比喩表現を通じたエンタメに昇華させることでより多くの人に見てもらおうと試みた施策でした。

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