対決や総選挙、消費者心理を突く“投票”を活用した最新事例15選
自分が選んで投票した商品やサービスには愛着がわくもの。そんな人間心理を突いてくる“投票”を活用したPR施策は、シンプルでわかりやすく、さまざまな形で活用されている手法のひとつです。
2023年も“投票”をあらゆる形で施策に取り入れた事例がありました。どんなアイデア施策があったのか、まとめてみたので一気にチェックしてください!
1.パッケージで勝つのはドンキ派か、花王派か。メンズビオレ ボディーシートの挑戦
花王メンズビオレとドン・キホーテは、消費者の声や投票、売上実績をもとに全国発売するボディシートのパッケージデザインを決定するテスト販売を実施しています。すでにMEGAドン・キホーテ渋谷本店をはじめとした国内3店舗での販売が開始されました。
双方の知見を最大限に活かし、ドン・キホーテに来店されるお客様が手に取りたいと思ってもらえるようなボディシートを目指して、「メンズビオレ ボディシート さらさらタイプ」のパッケージを花王メンズビオレとドン・キホーテがそれぞれ制作したものです。
この2種類の限定ボディシートは、2023年11月20日(月)よりドン・キホーテ蒲田駅前店とドン・キホーテ横浜西口店で、11月22日(水)よりMEGAドン・キホーテ渋谷本店で販売を開始しています。また、店頭のお客様の声や投票数、売上実績をもとに、2商品の中から、全国発売するパッケージを決定するという取り組みとなっています。
全国発売する商品は、2023年12月9日(土)に、両社の公式SNSで発表し、2024年2月中旬に発売を予定。それぞれの公式SNSでは、テスト販売の途中経過やお客様からの反応なども情報を発信されています。
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2.9代目にして一新!ヤン坊マー坊の新キャラデザインを決める初の一般投票が開始
「僕の名前はヤン坊♪」のテーマ曲で知られる「ヤン坊マー坊天気予報」に登場し、長年にわたって親しまれてきたヤンマーグループの企業マスコットキャラクター「ヤン坊マー坊」。その新デザインを決める一般投票が公式サイトで始まりました。
今回新たに選ばれるデザインは1959年に初めて登場して以来、9代目にあたります。今回は、これまでのリニューアルがマイナーチェンジだったのに対し、いわばフルモデルチェンジとも言えるほど大胆な変更になっています。昭和風のほのぼのとした素朴なイメージから一新され、中には近未来を感じさせるデザインも。また、髪や服などが赤色・青色でしっかり区別がされています。
新しいヤン坊マー坊は、12月7日までの間に得票数を最も多く集めたデザインが採用され、24年1月より同社のウェブサイトで発表予定。より幅広い層や国・地域において「心を動かし、未来を動かす」キャラクターとして活躍の場を広げていく予定です。
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3.声に恋する!? 出演者が話しかけてくる新ドラマのOOH
TBSテレビが2023年10月16日(月)より放送を開始する、よるおびドラマ『Maybe 恋が聴こえる』の番組宣伝の一環として、ポスターを掲出。今回の施策では、声優学校を舞台にしたドラマであることの魅力を伝えるために、ポスターに掲載されている人物の前に立つと、それぞれの声が聴こえてくる仕様となりました。
また、『Maybe 恋が聴こえる』は、特設サイト「#メイこい声キュンボイス」を、10月16日(月)に公開。出演者たちの“キュンボイス”を聴いて、一番ドキドキしたと思う“キュンボイス”を、“キュン拍数”という数値とともにSNSにシェアすると、抽選で番組ステッカーがもらえるかも? というキャンペーンを展開しています。
さらに、出演者たちに言ってほしいキュンとするセリフを視聴者投票で決め、選ばれたセリフを出演者の誰かの声で収録したものを聴くことができる「言ってほしいセリフ投票」も実施。投票はドラマ終了まで全3回実施されました。
視覚効果に「声」という聴覚効果を組み合わせることで、より効果的にドラマ試聴への訴求ポイントをつくっています。
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4.「やよい軒」定食総選挙がついに結果発表! 選ばれた「推し定食」とは
現在360店舗の「やよい軒」を全国展開しているプレナスは、過日実施したキャンペーンにて総得票数が5万票以上に達した『やよい軒 定食総選挙』の結果を発表しました。
2023年8月1日(火)~8月24日(木)にかけて実施された、「やよい軒」定番の定食メニュー15品を対象にした“推し定食”を決める『やよい軒 定食総選挙』。投票は公式ホームページ内特設サイトにて行い、1位商品に投票した方の中から抽選で10名様に「やよい軒」で使える食事券10,000円分が当たるほか、投票した方の中から抽選で100名に「やよい軒」で使える食事券1,000円分が当たるプレゼントキャンペーンとして実施されました。
投票対象となった定食には、総選挙らしくそれぞれのキャッチコピーがあしらわれた画像とともに特設サイトで紹介され、眺めるだけでもあれもこれもおいしそうと目移りしてしまいます。
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5.チョコプラ起用の「ニッポン推し味大調査」チューブ調味料動画がおもしろい
幅広い世代から支持されているお笑い芸人・チョコレートプラネットを起用したチューブ調味料の総合プロモーションとして、ヱスビー食品はチューブ調味料の利用実態に迫る「ニッポン推し味大調査」ならびに、調査と連動したウェブ動画の公開とX(旧Twitter)キャンペーンを実施しました。
今回の動画では、とあるスーパーを舞台に、試食のおばちゃんに扮した松尾さんが連日のそうめんで飽きている長田さんに声をかけ、そうめんがおいしくなる「あるチューブ調味料」をおすすめします。チューブ調味料の紹介をしつつも、チョコレートプラネットのコントとしても楽しめる内容に仕上がっています。
種類が多いわりに、実際に使うものは固定されがちなチューブ調味料について、全国の利用実態を調査しながら、新たな使用についての提案もする、動画とSNSを駆使したキャンペーン施策。利用実態の結果も興味深いところですが、それを踏まえながらもおもしろおかしく展開されるコント動画まで、じつに楽しめる施策になっています。
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6.JOYSOUNDから新たな提案、今度は日本一の「社歌」動画決定戦
社歌の頂点を競う「NIKKEI社歌コンテスト2024」が今年も開催されています。
社歌というツールを、社内・社外のコミュニケーションに役立てることで、日本の企業を応援することを目的に発足した「NIKKEI社歌コンテスト」は今年で5年目を迎えました。今年も全国の企業から想いの詰まった社歌動画を募り、一般投票と特別審査員の審査により決勝進出12社を決定。そして、2024年1月に開催予定の決勝戦で見事、最優秀賞に輝いた社歌は、JOYSOUNDにカラオケ配信され、全国のカラオケ店舗での歌唱が可能となるほか、100万円分の社員旅行が進呈される予定です。
所属意識が年々薄くなっているといわれ、社会構造の変化の最たる例とされる「会社」という組織。その流れに逆行するかのような、会社への愛を歌う「社歌」の熱唱バトルは、じつは社会風刺という意味でも最高にユニークな企画ではないでしょうか。時代の流れを逆手に取った施策は、インパクトも大きく、発信力を増す施策といえるかもしれません。
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7.隠れた名作カレーにフォーカス!無印良品の「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」な好例
無印良品は、レトルトカレーのなかで隠れた名作ベスト5を投票で決めるキャンペーン「あなたの知らないMUJIカレー」を実施しました。選ばれた1位~5位の商品を期間限定で、定価の1割引のお試し価格で販売するほか、投票して人のなかから抽選で64名(ムジ)に、カレー皿とスプーン1組および8種のカレーがセットでプレゼントされるという施策でした。
さまざまなレトルトカレーがあることを知ってもらいたいと2019年より年に一度、レトルトカレー全商品を対象に人気投票を実施している無印良品ですが、例年「素材を生かしたカレー バターチキン」や「素材を生かしたカレー グリーン」など人気商品が上位を占めています。そこで今回は、目立たないけれど隠れた名作カレーを楽しんでいただけるキャンペーンとして実施することになりました。エントリー商品は、売上上位を除いたレトルトカレーのなかから、おすすめ商品として無印良品スタッフの投票により選ばれた8商品となっています。
つくり手側としては自信があっても、市場認知がとれずに伸び悩んでいる商品というのは多いもの。これを再度PRするのが「隠れた名作」と題したキャンペーン。つまり、「鳴かないなら、鳴かせてみましょう!」という豊臣秀吉的施策です。
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8.初開催のトレンド体験型イベント。ネクストトレンドの総選挙結果とは
2023年6月3日(土)、6月4日(日)の2日間、東京国際フォーラムにおいて、次なるトレンドを試して購入できる体験型イベント「NEXT TREND FES. TOKYO」が初開催され、大盛況のうちに閉幕しました。
総来場者数10,853人とZ世代からお子さま連れのお母さん世代まで、じつに多くの来場者がありました。また、総フォロワー数6,000万人にのぼる国内外のインフルエンサーも来場し、イベントの様子を発信しました。
初開催にもかかわらず2万人の動員に成功した「NEXT TREND FES. TOKYO」は、オフライン時代に「次のトレンド」を目撃したいという欲求にうまく応えたイベントとなったのではないでしょうか。そして、そこで決定されたトレンド総選挙の結果は、来場者の熱量も反映したデータとなっていると思われます。こういったイベントからのフィードバックはぜひキャッチアップして、何らかに活かしていきたいものです。
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9.人気キャラの新髪型がお披露目「#推し髪でいこう!」新CM&キャンペーン
4月からアニメ放送を開始し、一時Twitterの世界トレンド1位を獲得するほどの話題作『推しの子』と、リクルートが運営する国内最大級のヘアサロン・リラク&ビューティーサロンの検索・予約サービス「ホットペッパービューティー」のコラボキャンペーン企画「#推し髪でいこう!」の新CMが完成、公開されました。
このCMの制作にあたっては、「推しの子」のキャラクターであるアクア・ルビー・有馬かなに披露してほしいヘアスタイルを「推し髪」として投票募集したところ、じつに18万4,125票もの投票がありました。そしてその結果、アクアは「センターパート二つ分け」、ルビーは「ゆるふわパーマ」、有馬かなは「大人っぽソトハネヘア」のスタイルにそれぞれ決定しました。CMではアクア&ルビー、アクア&有馬かなの各ペアが、“いつでも全力で輝いていたい”、“いつもより素敵に魅せたい”という思いに「まずは髪型を変えてみては?」と投げかけ、それぞれの新ヘアスタイルが披露されるストーリーとなっています。
アニメのキャラクターは基本的に髪型を変えないもの、それを投票で応募の多かった髪型にアレンジして新CMとして公開するというありそうでなかった企画。アニメが盛り上がっている話数での施策でもあり、「#推し髪でいこう!」のキャッチコピーや新しい髪型になって気持ちも表情も明るくなる映像は、ホットペッパービューティのさらなるイメージ向上にもつながるでしょう。お手本にしたいコラボ企画となりました。
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10.マンガ好きが選ぶ本当に面白いマンガで、時代の潮流を知る
総合電子書籍ストア「ブックライブ」にて、「読者が選ぶ、本当に面白いマンガ100選【2023年版】」の特集ページが公開されました。
今回の特集ページでは、「2023年の今読んでほしい!」「本当に面白い!」「オススメしたい!」作品をテーマに、ブックライブユーザーにアンケートを実施し、投票された作品を【少年・青年マンガ】、【少女・女性マンガ】、【ヒューマンドラママンガ】、【バトルマンガ】、【ファンタジーマンガ】など、全10テーマに分けて各10作品、合計100作品をランキング化しています。
どのランキングも納得の作品がランクインしており、日常的に作品にふれているユーザーが選ぶランキングならではの熱量を感じる結果となりました。アニメやマンガといった業界のトレンドは一般認知されるまでに時間がかかるものなので、こういったユーザーアンケートで最新トレンドを知ることが重要です。昨今はオンラインによるアンケートが実施しやすくもなり、この施策のように頻繁に行われています。やはりマーケター、PR担当者にとってはいいネタ元になるので、細かくチェックしておきたいところです。
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11.愛好家がクスッと笑う、オンライン麻雀が仕掛けた「まあじゃん川柳」の一句は
オンライン麻雀 Maru-Janの運営をしているシグナルトークが、「まあじゃん川柳2023」の一般公募を実施しました。川柳は『五・七・五』の十七音が一般的な定型詩で、「まあじゃん川柳2023」では、麻雀での体験や今を切り取った個性豊かな作品を募っています。
応募された作品は一次選考後、最終候補作品としてウェブサイトに公開され、その中から一般投票によって入賞作品が決定されます。最優秀作品にはJCBギフトカード10万円分と高級ボールペン(2万円相当)が贈呈されるなど、上位10位までの作品に賞品が贈られます。応募には、パソコンはもちろんのこと、スマホやタブレットから投稿が可能となっています。
この「まあじゃん川柳」は、全国麻雀業組合総連合会が「パ(8)イ(1)」の語呂合わせで8月1日に決定した「牌の日」を記念して2009年から毎年開催しており、2022年までの14年間でじつに53,621句が寄せられています。また、昨年は4,342句の応募から『プーチンの あがり役には 平和なし』という作品が最優秀賞に選ばれたほか、優秀賞と佳作、5~10位までの作品が入賞。
麻雀にちなんだ句も、その年の時流も踏まえて詠んだ句もあり、参加ハードルの低さから長年継続できている施策になっているのかもしれません。オンライン麻雀の運営会社の施策として、コミュニティーづくりにも役立ち、これはいろいろな業種でも応用できそうです。
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12.まさにキャンプあるある!ペグの多様な使い方提案が秀逸すぎる「推しテク6選」
アウトドア人気の続くなか、「ゴミ袋が風で飛ばされてしまう。」「荷物をなるべく増やしたくない。」「虫が苦手。」など、アウトドアならではの悩みはつきものです。そこで、キッチン・アウトドアブランド「IWANO(イワノ)」では、「もっとキャンプが楽しくなる」をテーマに、「上向きツノの鍛造ペグ」を使ったテクニックの周知や汎用性を紹介するとともに、インスタグラムIWANO公式アカウントで活用方法への人気投票を実施し、結果が発表されました。
「ペグ」とはテントやタープを設営する際に、ロープを地面に固定するために打ち込む杭のことですが、テントやタープを固定するだけではなく、さまざまな活用方法で活躍するアイテムなのです。今回はIWANOが提案した全6テクニックに投票総数696票が集まりました。
自宅の庭でも取り入れたいお手軽な蚊取り線香テクニックから、かゆいところに手が届く置きテクニックまで、ペグの活用可能性を感じさせるさまざまなテクニックがそろいました。ペグメーカーがテント以外の使い方をPRするというのがユニークです。アウトドア人口の増えているいま、全国から推しテクニックを募集してみたら、もっと意外な活用方法が出てくるかもしれません。実用的でありながら、ちょっと強引な使い方もあり、クスリとさせてくれるところまで含めて上手な話題づくりと情報発信に仕上がっています。
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13.すでに延べ54万人が参加!総選挙で小学生が選ぶ「こどもの本」第4回投票
「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」第4回の投票が実施されました。
「こどもたちが本と出会う機会を作り、本をもっと身近に感じてもらいたい」という思いから、小学生に「1番好きな本」への投票を呼びかけ、選ばれた本のランキングをこどもたちと発表するイベントです。
2017年の初開催以来2年に一度のペースで実施され、過去3回でのべ約54万人の小学生が投票に参加しています。結果発表時には、こどもたちが選んだ本の作者をこどもたちが表彰する結果発表会を行ない、その模様は200以上のメディアで紹介されました。さらに全国2,000店舗以上の書店で上位ランクイン作品が大きく展開され、児童書のみならず出版業界をにぎわすイベントとしても定着してきています。
また、過去ベスト10にランクインした「ざんねんないきもの事典」シリーズや「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」シリーズは今ではこどもたちに大人気のシリーズとなり、こどもたち自身が起こしたムーブメントが出版業界を大いに盛り上げました。
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14.ポイ捨て数90%減少の投票型喫煙所が新名称で全国へ。次の展開は地域とのコラボ?
「人生に大切なのは金か、愛か」
道を歩いていて、ふとそんな文字が目に飛び込んできたら、思わず自分だったらどっちかな? などと考えてしまう人も多いはず。そんな人間心理を突いて、楽しみながらポイ捨てを減らそうという投票型喫煙所が全国展開を開始しました。
行動経済学(ナッジ)に基づいた、誰しもが悩むであろう”究極の2択”を記載し、吸い殻を自身が選んで捨てることができるところが、この投票型喫煙所の灰皿の最大の特徴です。「捨てる」というネガティブな行為を「楽しい」と感じさせるポジティブな行為へ転換させ、その逆転の発想が多くの人を惹きつけたのでしょう。
設問は自由に作成することが可能ですから、全国展開される際にはご当地ならではの設問として、史跡名所クイズであったり、特産品クイズであったり、よりユニークなSNSの話題になるような設問の登場も期待できます。設問のアイデア次第で、再び話題沸騰の可能性に満ちたマーケティング施策がここにありました。
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15.TikTokハッシュタグチャレンジの優秀者に優里が楽曲提供、デビューの可能性も!? Red Bull Jukebox 2023
レッドブル・ジャパンは、曲やアレンジ、ステージ演出まで、ファンが投票で選び、人気アーティストのステージをみんなで創り上げる音楽ライブ「Red Bull Jukebox」を2023年3月5日に幕張メッセで開催しました。
今回このライブに登場するのは、あらゆる楽曲を自分の世界観で歌いこなすシンガーソングライターの優里さん。イベントサイトではさまざまな事前投票が行われているほか、TikTokと「Red Bull Jukebox 2023」の特別企画として、TikTokでのハッシュタグチャレンジ「#優里から翼をさずかるチャレンジ」を1月10日より実施。
TikTokでハッシュタグ「#優里から翼をさずかるチャレンジ」をつけて、優里さんの楽曲から好きなものから選んで熱唱し投稿するというもので、参加者の中から優里さんがステージで共演したいと思える優秀者2名を選出します。その2名には、3月5日のステージで大勢の観客が見守るなかで”カラオケガチバトル”を行ってもらい、みごと勝ち残った優秀者1名には優里さんが楽曲を提供するというもの。
好きなアーティストに歌ってもらいたい曲や演出をファンが選べる、レッドブルの夢のような音楽ライブに、また新たな楽しみが追加された「Red Bull Jukebox」は、ライブ当日までどんどん盛り上がっていくファン参加型のユニークな企画となりました。
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投票事例アイデアまとめ
いかがだったでしょうか? どんなものを投票させるのか、また選んだ先にどんなイベントやキャンペーンがあるのか、同じ投票事例とまとめてみましたが、さまざまな活用アイデアがありました。
さらに、毎年恒例のものなど継続施策になりやすいところもポイントです。ユーザーに聞きたいことを投票の形にすることで参加のハードルを下げ、ほしい情報を得られるというメリットもありますが、SNSなど話題作りや情報拡散の効果も大きいです。ただ、投票してもらって結果発表というだけではなく、少し踏み込んだ工夫やアイデアある施策にして差別化することは大事な要素といえそうです。
その他の事例集についてはこちら
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