隠れた名作カレーにフォーカス!無印良品の「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」な好例

無印良品では、レトルトカレーのなかで、隠れた名作ベスト5を投票で決めるキャンペーン「あなたの知らないMUJIカレー」を実施しています。

選ばれた1位~5位の商品を期間限定で、定価の1割引のお試し価格で販売するほか、投票して人のなかから抽選で64名(ムジ)に、カレー皿とスプーン1組および8種のカレーがセットでプレゼントされます。

良品計画では、食の楽しさとおいしさをお届けするべく、地域や生活スタイルの変化にあわせた食品を企画・製造しています。レトルトカレーは、「世界の食文化に学ぶ」というコンセプトのもと、インド各地やタイに出向いて本場のカレー文化を学んで開発しているこだわりのシリーズです。一般家庭やレストランで体験する現地の味や、調理方法を商品開発に生かし、無印良品ならではの味を追求してつくり続けた結果、現在販売しているのは50種類以上のカレーにもなります。

さまざまなレトルトカレーがあることを知ってもらいたいと2019年より年に一度、レトルトカレー全商品を対象に人気投票を実施していますが、例年「素材を生かしたカレー バターチキン」や「素材を生かしたカレー グリーン」など人気商品が上位を占めています。そこで今回は、目立たないけれど隠れた名作カレーを楽しんでいただけるキャンペーンとして実施することになりました。エントリー商品は、売上上位を除いたレトルトカレーのなかから、おすすめ商品として無印良品スタッフの投票により選ばれた8商品となっています。

つくり手側としては自信があっても、市場認知がとれずに伸び悩んでいる商品というのは多いもの。これを再度PRするのが「隠れた名作」と題したキャンペーン。つまり、「鳴かないなら、鳴かせてみましょう!」という豊臣秀吉的施策です。ユーザーが実際に食べてみたら「たしかに美味しい!」となることがもちろん大事なのですが、MUJIの場合は50種類以上のカレーのラインアップがあり、いつも手に取らないけど食べてみたらたしかに名作という商品が眠っていそうです。

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