2016.12.22

【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 12/22

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、エステー、青森県、キリン、アサヒ飲料、亀田製菓の5つの事例をご紹介。

1：速すぎて真似できない“炭ダンス”「脱臭炭」新CM「愛とヤイコ　ダンス編」（エステー）

エステーは、脱臭剤「脱臭炭」の新CMとして「愛とヤイコ　ダンス編（15秒）」を制作し、12月19日のフジテレビ系列月9ドラマ枠で1回のみ全国放映した。忘年会でダンスを真似したいという声がたくさん寄せられたことで、緊急で「愛とヤイコ　ダンス編」を制作。

新CMは、11月21日より放映を開始した「愛とヤイコ編」で、高橋愛と矢井田瞳の隣でダンスをしている「脱臭炭ガール」が登場。矢井田瞳がアレンジしたロック調のCMソングに合わせ、トレンドを取り入れた“炭ダンス”を1人でキレよく踊る展開となっている。ランニングマンなどを取り入れたベーシックなヒップホップに、こぶしを前に突き出す「ウィップ」や「クランク」など、高速のトレンドダンスが盛り込まれている。

2：字幕必須！超難解なラップバトル勃発「滑舌悪い」芸人VS青森県民 Webムービー「ディス（り）カバリー青森！」（青森県）

青森県は、関西圏への観光PRの一環として、吉本芸人の諸見里大介と青森県民がラップバトルをするムービー「ディス（り）カバリー青森！」を、「ディス（り）カバリー青森！」公式YouTubeチャンネルにて12月19日より公開した。

「関東圏の方々に青森のよさをもっと知ってもらいたい！青森に来てもらいたい！」という思いから、ラップバトル形式の動画を制作。滑舌悪い芸人の諸見里大介が青森をディスり、それを迎え撃つのは、超難解な方言を操る青森県民。「ディスって、ディスられて、青森の魅力を新発見！？」をテーマに、「滑舌悪い関西弁VS青森の方言『津軽弁』と『南部弁』」で日本一難解なラップバトルを目指した。

3：一般の美女たちのほんのり酔った“ツヤ酔い顔”！渋谷駅など都内各地の駅構内で広告展開（キリン）

キリンは、11月21日〜12月9日の期間中、お酒を飲みかわいく酔った雰囲気の写真を撮影してInstagramで「#ツヤ酔い」「#杏露酒を飲んで撮影」を付けて投稿する「#杏露酒を飲んで撮影キャンペーン」を行った。キャンペーン期間終了後、応募者の中から抽選で50名を選出。当選者の応募写真が掲載された広告が渋谷、表参道など都内各地の駅構内に掲出される。

4：2017年に発売20周年を迎える「ワンダ」20周年記念プロジェクト「WONDERFUL COFFEE PROJECT」始動（アサヒ飲料）

アサヒ飲料は、缶コーヒーブランド「ワンダ」が2017年に発売20周年を迎えるにあたり、記念プロジェクト「WONDERFUL COFFEE PROJECT」を1月より始動する。当プロジェクトは、アサヒ飲料が1997年に「ワンダ」を立ち上げた時にビジョンとして掲げた「ワンダフルな味や体験を、コーヒーを通じて世の中に提供する。」をテーマとし、世の中に缶コーヒーの枠にとらわれない驚きや楽しみを提供していくキャンペーンとなっている。

第1弾として①20周年限定デザイン缶の発売、②「全国のがんばるお父さん1万人大調査」の実施、③「ワンダ20周年感謝還元プレゼントキャンペーン」の実施を1月より開始する。「ワンダ20周年感謝還元プレゼントキャンペーン」は、1月10日から2月10日の期間で実施。キャンペーン期間中にTwitterでアサヒ飲料公式アカウント「@asahiinryo_jp」をフォローし、ハッシュタグ「#WONDA20周年」を付けてツイートすると、20周年記念の「特別なモーニングショット」「特別な金の微糖」のセットを抽選で10,000名様にプレゼント。更に抽選で6名の方にはCMキャラクターの直筆エール付きサイン色紙1枚をプレゼントする。