ゴッホとマッチ!? マッチングアプリを活用した南米の啓蒙施策

ブラジルの証券取引所のB3は、株取引以外にも日々さまざまなtoC向けサービスを提供しています。その一環として美術館の無料招待券を配っているものの、そもそもブラジル国民の多くが美術館に興味を持っていないという課題からこれまで招待券の消化率は決して高いとは言えない水準でした。そんなブラジル国民に美術館の魅力を伝えるために、B3は現地で人気のマッチングアプリTinderとタッグを組んだ体験型のプレゼントキャンペーンを実施しました。

キャンペーンの概要としては、ゴッホやフリーダ・カーロをはじめとした著名な画家の作品をAIイラスト生成ツールを通じて現実的に再現し、それらをTinderのプロフィールとして登録。名画の中の人がまるで現実世界にいるかのように演出し、Tinderユーザーがマッチをするとチャット機能を通じて美術館デートに誘われるという内容になっています。

国民の約70%が美術館に行ったことがないという調査結果もある中で多くの若者の興味を引いた結果、最終的に施策は3000万を超えるインプレッションと、5万6000ものエンゲージメントをTinder上で獲得しました。一見すると証券取引所とは関係のないようにも見える施策ではありますが、若者の認知獲得と国内産業の発展という意味ではしっかりと関連性はあり、元々行っていたサービスの利用者を増やすことで広告主であるB3もユーザーも幸せになるWin-Winな事例でした。

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