焼酎も料理にあわせて多様化の波? シリーズ5弾はブルドックソース協力のお好み焼き専用

田苑酒造は、ブルドックソースのプロモーション課の協力によって開発した、新商品「お好み焼き専用焼酎」を10月4日より同社公式通販サイトにて先行販売を開始しました。

田苑酒造はこれまでもさまざまな料理の専用焼酎シリーズを展開しており、今回のお好み焼き専用焼酎は、焼肉、寿司、唐揚げ、餃子に次ぐ、第5弾となります。今回の発売を記念して、「お好み焼きの日」である10月10日からは、新商品とブルドックソースのお好み焼セットを一緒にしたプレゼントキャンペーンなども実施予定です。

「お好み焼き専用焼酎」は、お好み焼きの味を邪魔せず引き立たせるため、フルーティでキレのある優しい甘さを実現した芋焼酎です。同社が樽貯蔵焼酎で培ったブレンド技術をいかした焼酎で、特長がありながらバランスの取れた酒質に仕上げたものです。

開発を担当した田苑酒造研究室の川野晃平さんは、「お好み焼きは、生地、キャベツ、豚肉、ソース、マヨネーズなどさまざまな味が絡み合って美味しさを生み出している料理なので、お好み焼きの邪魔をしない焼酎の味わいを見つけ出すのに苦労しましたが、お好み焼きの味を引き立たせる焼酎の味わいを食べ合わせしながら探した結果、フルーティでキレのある優しい甘さの芋焼酎が一番相性の良いことが分かりました」とコメント。

開発協力のブルドックソース プロモーション課の鍋倉知奈さんは、「最初は『お好み焼き×焼酎』の発想がなく、正直、想像ができませんでした。実際に試してみると思った以上に相性がよくて驚きました。『お好み焼き専用焼酎』にはすっきりとした味わいが特徴の『Jソース』がおすすめです。原料に、ジンなどに使用されている『ジュニパーベリー』を使用しているので、焼酎との相性も良いと思います」とコメントを寄せています。

これまでも、クラシック音楽を聴かせて発酵や熟成を促進させる「音楽仕込み」など独自の開発商品を世に送り出してきた田苑酒造。専用焼酎シリーズも焼肉、寿司、唐揚げ、餃子と続き、今回の第5弾に選んだのがお好み焼きとなりました。そこでコラボ相手に選ばれたのが、お好み焼きソースでおなじみのブルドックソース。

好きな食事のメニューに専用の焼酎となると興味を持つ人も多いはず。また、話題のきっかけにもなりますし、プレゼントとしても重宝されそうです。しかも、ただ専用としているのではなく、専門性を持つ企業とのコラボにより、それぞれの経験と知識を組み合わせて開発されているのがしっかりと伝わってきます。販売のページには、ていねいに鉄板の上で焼かれるお好み焼きのおいしそうな映像も埋め込まれ、購入の最後の一手として機能しそうです。奇をてらうだけのコラボ施策ではなく、開発から販売まで一貫したこだわりを感じられる事例となっています。

その他のマーケティング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=26
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る