最高にロックな母親像を描いた、アメリカの大手音楽雑誌・Rolling Stone

アメリカの大手音楽雑誌・Rolling Stoneは、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るうなか、仕事や家事、育児に全力で取り組む母親たちの姿をロックなタッチで描いた”Rockin’ Mamas（ロックなママたち）”と、”Here’s to the one true rockstar of the year. Your mama（真のロックスターに乾杯。あんたのお母さんにね）”というタイトルの動画を公開しました。

「ロックスターってなんだ？　ヤツらは一体何で出来ている？　バンドの中心でい続けることで、決して絶えることの炎を作り出しているヤツらはいつだってソロ（独り）だ。まるでギターのように」

「来る日も来る日も、閉ざされた世界の中で独りステージに立ち続けている。働き通した日の夜だろうが、胸に炎と熱いビートを抱えながらヤツらは働き続ける。Zoom会議中に物が落ちようが、サッカーボールが周りを飛び交おうが……『シーッ！Paul今電話中だから静かにして！』」

「タレント。アイドル。努力の象徴。あるいは、ただ人の何倍も働く普通の女の子。ヤツらはロックで、ロールで、どんなに辛くてもステージに上がってランチだって作る。メールなんて腐るほど溜まってる。パンデミックだろうが何だろうが、ヤツらはオンライン上でも人に教える姿勢（アカデミック）を忘れない」

「そんなヤツらを私たちは台座の上に飾り、雑誌の表紙に載せ、空高く持ち上げて歓声を浴びせるんだ。で、結局ロックスターって何なんだって？答えは庭先で掃除してる人でもあり、チアリーダーでもあり、無給で働き続ける先生のようなあの人のことだ」

「朝から晩までヤツらの咆哮は響き渡る。たとえショーが終わっても、母親たちの戦いは続く。そんな真のロックスターたちに乾杯。あんたのお母さんにね」

お母さんを表現するときは、多くの企業が優しさや温かさを表現する中、無骨でパワフルな母親像を描くのは、Rolling Stoneならではと言えるでしょう。

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