2018.03.02

【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 3/2

直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、東京タワー、ホットペッパービューティー、ソフトバンク、トヨタ自動車、TDKの5つの事例をご紹介。

1：東京タワーの塗料「インターナショナルオレンジ」を使った広告（東京タワー）

東京タワーは特別展望台リニューアルにあたり、実際の塗料「インターナショナルオレンジ」を使った広告を2月26日（月）より掲示。駅張りでは恵比寿駅・新宿駅にて掲示、デジタルサイネージでは東京都内の主要14駅で展開。

同社は、20代から60代の男女500名を対象に東京タワーに関する認識調査を実施したところ、9割以上の人が「東京タワーは、東京のシンボル」と回答したにも関わらず、約8割の人が東京タワーの色は「赤」だと勘違いしていることが判明。東京タワーの色を正しくオレンジと答えたのは1割未満だった。

2：高校の卒業生が、自分らしい“キレイ”をスタートする瞬間を描いた動画（ホットペッパービューティー）

リクルートライフスタイルが運営する、国内最大級のヘアサロン・リラク＆ビューティーサロンの検索・予約サービス『ホットペッパービューティー』が、卒業シーズンに合わせた特別Web動画「春」を、2月27日（火）より公開。

本サービスでは「高校卒業」という節目を「自分らしいキレイをスタートする瞬間」ととらえ、全国の高校3年生が高校生活最後を迎える3月に、高校生たちの新たな世界へ踏み出す一歩を応援。舞台は「卒業式の帰り道」。南乃彩希さんと加藤小夏さんの二人をダブル主演として迎え、二人のテンポのよい会話を通じて、現代の女子高生の卒業観と、新たな未来の始まりを表現している。

3：「私立スマホ中学」で “説得力がありすぎてためになる” 特別授業（ソフトバンク）

私立スマホ中学

ソフトバンクは、「スマホを若者にとって最高の学び場にする」というコンセプトのもと、スマートフォンを新たな学びの場として提案する縦型動画コンテンツ「私立スマホ中学」を公開。同社はデータ容量を気にすることなくスマートフォンを使える料金プラン「ウルトラギガモンスター」を提供し、スマートフォンの自由な楽しみ方や快適なスマホライフの実現を目指す。

今回は、内村光良さん（教頭）を筆頭に、KAT-TUN、藤田ニコルさん、フィッシャーズ、叶姉妹、野性爆弾・くっきーさん、はじめしゃちょーさん、堀江貴文さんの豪華講師陣8組による講義を、3月1日（木）より公開。彼らが、自らの体験やこれまで語られてこなかった秘話などをもとに、人生における本当に大事なことの気づきや、中学生のうちから始めるべきことなどを社会・道徳・理科・保健体育などの科目に見立てて講義。今後も多様な経験やスキルを持った講師が登場する予定。

4：1本のラインを軸に描かれる、親子の感動物語Webムービー（トヨタ自動車）

トヨタ自動車は、「すべてのひとに移動の自由を、歓びを。」をコンセプトにした取り組みのひとつとして、1人の人間の成長とその家族の愛をかたちにしたWebムービー「Don’t Cross the Line.」を、2月28日(水)に公開。

本動画では、主人公が、赤ちゃんから高校生、大学生と成長する過程の中で、親とすれ違っていく様子を断片的に追ったストーリーが、画面の真ん中にある1本の白いラインを中心に展開されていく。「人はまっすぐ進めないこともあるから」と、我が子が“白いライン”を越えて危険な世界に足を踏み入れないように見守る父親の姿を通して、同社の安全安心機能のひとつである「車線はみ出しアラート」などによる「人(運転手)を守るために見つめる」というトヨタの想いを表現している。

5：人とのコミュニケーションが可能な、AI搭載の未来型盆栽「BonsAI(ボンスエーアイ)」始動（TDK）

BonsAI

TDKは昨年より、テクノロジーを使って未来をひきよせるモノやコトを開発するプロジェクト“TDK Attracting Tomorrow Project”を展開。さらにTDKの最先端技術や製品を用いて、人間とコミュニケーションをとることができる新しい盆栽である「BonsAI(ボンスエーアイ)」(盆栽＋AI)のコンセプトムービーを2月27日(火)に公開した。

「BonsAI(ボンスエーアイ)」には、人と対話したり水をねだるなどの機能があり、人と植物がコミュニケーションをとることで、未来へ向けた人間と自然との新たな関係を垣間見ることに挑戦している。ムービー内では「BonsAI」がお寺に行き、縁側でお坊さんと人生について語る様子を見ることができる。