売り場を“甘いまち”に組み替える 伊勢丹新宿店が「見せる厨房」を加えた理由
伊勢丹新宿店は2026年12月2日(水)、本館地下1階の洋菓子エリアにある「グランアルチザン」をリニューアルオープンします。「見せる厨房」を備え、作り手の手仕事を間近に感じながら、できたてのおいしさを楽しめる体験型ゾーンへと生まれ変わる予定です。

今回の改装は、2026年5月から進めている「洋菓子サンク プロジェクト」の一環です。洋菓子エリアを“甘いまち”として再編集し、歩くたびに新しい甘さと出会える場へ育てることを掲げています。
すでにリフレッシュオープンした「カフェ エ シュクレ」は選ぶ楽しさを備え、「マ・パティスリー」には人気ブランドが週替わりで登場。そこに、つくる過程を間近に感じられるグランアルチザンが加わります。

新生グランアルチザンには、日本初出店の3ブランドを含む5ブランドが新規出店。厨房を併設するブランドでは、それぞれが大切にするものづくりの姿勢や個性を伝える売り場を目指しています。
本施策でカギを握るのは、厨房をブランドの特徴を伝える接点として活用する点です。完成したお菓子に加え、その背景にある手仕事にも触れられることで、来店客がつくり方に目を向けるきっかけになるでしょう。
また、各区画の役割を組み合わせることで、“甘いまち”を巡る楽しみを広げる構成と捉えられます。

売り場で商品の価値を伝えるには、陳列や説明だけでなく、つくる過程を見せる方法もあります。今回の改装は、厨房を調理設備としてだけでなく、職人の技やブランドの個性に触れる場として活用したリブランディング事例といえるでしょう。
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