“てっぺんのパリ皮”を1.3倍に 名もなき皮を売りにしたロッテ「旅するパイの実」
ロッテは2026年11月3日(火・祝)、「パイの実」の新シリーズ「旅するパイの実」を全国で発売します。
第1弾の「旅するパイの実<アメリカンアップルパイ>」は、センターにカカオを使わないりんごフィリングを採用。表面のパリッとした部分を通常品の1.3倍(糖がけ量比)に増量しました。
「旅するパイの実」は、世界各地のパイ菓子をモチーフに、ひと箱で海外旅行気分を味わってもらうシリーズです。開発担当者は、「パイそのものを主役にしたら、どんなおいしさが生まれるだろう」という視点に立ち返ったと説明しています。

新シリーズで注目したいのは、パイの特徴を伝える命名の工夫です。一番上のパリッとした部分には、これまで決まった名前がなく、SNSなどでは「パイの実の皮」と呼ぶ声がありました。
ロッテは、この部分をより身近に感じてもらい、長く商品を愛してもらいたいという思いから、「てっぺんのパリ皮」と名付けています。

「てっぺん」は場所を、「パリ」は食感を連想させる言葉です。既存の呼び方にも含まれる「皮」と組み合わせることで、商品のどの部分に注目してほしいのかが伝わる名称と捉えられます。
さらに今回は、命名した部分の増量も訴求しています。「てっぺんのパリ皮」という名称と、糖がけ量を通常品の1.3倍にしたという数値を組み合わせることで、通常商品との違いが直感的にわかりやすいでしょう。
新しい味を発売するだけにとどまらず、ロングセラー商品の見慣れた一部分に名前を与え、パイそのもののおいしさをアピールするブランディング事例です。
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