ごみを受け取る側から市民と拾う側へ 呉のリサイクル企業こっこーのスポGOMI大会
広島県呉市の総合リサイクル企業である株式会社こっこーは2026年10月3日(土)、IHIアリーナ呉隣接公園を拠点に、第2回「スポGOMI大会in呉2026」を開催しました。
市民や地元企業など37チーム160名が参加し、1時間で81.1kgのごみを回収。廃棄物の再資源化を担う企業が、市民自らごみを拾う機会をつくりました。

同社は、地域全体でごみを減らすには、廃棄物の資源循環に加えて市民の環境意識と行動の変化が欠かせないと考えています。そこで「資源を回収・リサイクルする」だけでなく、「ごみを発生させない街づくり・環境意識づくり」を掲げて大会を開催しました。
「スポGOMI」は、制限時間内に集めたごみの質と量でポイントを競う競技です。参加者は作戦を立て、たばこの吸い殻や缶、ペットボトルなどの配点を意識しながら街を歩きました。ごみ拾いを競技にすることで、参加者が街のどこにごみが落ちているかを考えながら行動できる仕組みです。

同日開催の「くれエコフェスタ2026」では、シードペーパーづくりの体験ブースも出展。自社オフィスで出たシュレッダーくずを再利用してクローバーやハート形の紙を用意し、子どもたちがイラストを描いて、でんぷん糊で花の種を貼り付けるワークショップを実施しました。

大会運営では、呉市の担当部署と競技エリアや道路使用許可などを事前に協議。安全管理と運営の流れも見直し、前回より参加枠を広げました。街なかを会場にする企画を実施するうえで、呉市との連携が、参加枠の拡大につながったといえるでしょう。

こっこーは将来、「地域のインフラ企業」となることを目指しています。今回の取り組みでは、ごみを再資源化する本業の専門性を、参加者が街でごみを拾い、紙を再利用する活動に結びつけました。
事業内容を説明するだけで終わらず、本業である資源循環のテーマを、市民が体験できる形にしたCSRの取り組みです。
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