サッカー選手の名前が「***」に? エクアドル発のサイバーセキュリティ啓発

エクアドルを代表する金融機関、Banco Pichincha(バンコ・ピチンチャ)は、国民のサイバーセキュリティ意識を高めるため、「Password Goats」と題したキャンペーンを展開しました。

エクアドルでは、7人に1人が自分の名前をパスワードに使用しているとされています。手軽で覚えやすい一方、他人にも予測されやすく、セキュリティ上は安全とはいえません。

しかし、「安全なパスワードに変えよう」と呼びかけるだけでは、多くの人の注意を引くことは難しい。そこでBanco Pichinchaが選んだのは、サッカーの試合中継でした。

選手のユニフォームから名字を消し、代わりにパスワードを隠す際に使われる「******」を表示しました。試合中継のグラフィックにも同じ演出を展開し、いつもあるはずの選手名が見えないという違和感で視聴者に「なぜ?」と考えさせます。

 

この投稿をInstagramで見る

 

42courses.com(@42courses)がシェアした投稿

その後、「あなたのパスワードが自分の名前なら、ハッカーもすでに知っているかもしれない」とメッセージを提示し、目に見えないパスワードのリスクをサッカーの試合という身近な場で可視化しました。

キャンペーン資料によると、パスワード変更は1400万回に達し、エンゲージメントは440%を記録したといいます。

メッセージを直接訴えるのではなく、違和感を起点にして気づきを促す。その設計が、1400万回のパスワード変更という結果につながったのかもしれません。

その他のマーケティング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=26
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る