「映える」から「一緒につくる」へ Setlogに見るSNSコミュニケーションの変化

株式会社パレンテが学生向け「学割」アプリのアンケートコーナーで、Vlogアプリ「Setlog(セットログ)」に関するアンケート調査を実施。利用実態に関する調査結果が発表されました。

Setlogは、友人同士で撮影した動画を共有し、1本のVlogとして残せるSNSです。完成した動画を投稿することだけが目的ではなく、撮影や編集の過程も含めて複数人で楽しめる仕組みとなっています。

全国の現役学生479名を対象とした調査によると、学生の認知率は91.4%、利用率は73.7%。さらに、利用者の70.9%が「友達に誘われたこと」をきっかけに使い始めたと回答しており、広告やSNS上での話題化だけではなく、身近なコミュニティを通じて利用が広がっていることがわかりました。

また、利用者が魅力としてもっとも多く挙げたのは、通知に追われず自分のペースで記録できること。リアルタイムな投稿や継続的な発信を求められないことが、SNS利用に疲れを感じる人にとって新たな選択肢となっているようです。

さらに、利用者の75.9%が「学校の親しい友達」とつながって利用していると回答。不特定多数へ向けて発信するSNSではなく、身近な人とのコミュニケーションツールとして活用されています。友人に誘われ、一緒に動画を制作し、思い出を共有するという体験そのものが、利用拡大を後押ししているのでしょう。

一方で、利用者の51.0%が「一時的な流行で終わると思う」と回答。流行を楽しみながらも、定着するかどうかは冷静に捉えている様子がうかがえます。

複数人が参加したくなる仕組みを設けることで、ここ数カ月で学生の間に急速に浸透している同アプリ。不特定多数に向けて自分を見せる従来型のSNSとは異なり、親しい人を巻き込み、一緒にコンテンツをつくること自体が利用の動機になっています。

完成したコンテンツを見せるだけでなく、「誰とつくるか」まで体験の一部に組み込むことで、参加する理由と人を誘う理由を同時につくっているのが特徴です。ユーザー同士のつながりをサービスの成長装置へ変える設計は、若年層向けサービスにおけるコミュニティ形成や拡散を考えるうえでも参考になるでしょう。

その他のマーケティング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=26
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る