観客を“生きた広告”に TBSがアジア大会PRをアルバイト化

2026年9月19日(土)に開幕する「第20回アジア競技大会」。TBS系列では一部競技の先行開催に合わせて、9月16日(水)から独占生放送をスタートします。

zそれに先立ち、大会に向けた機運を高める一般参加型イベント「#アジア大会の推シゴト」を東京・渋谷で実施します。期間は9月4日(金)から6日(日)までの3日間です。(特設サイトはこちら

大規模なスポーツ大会の事前PRは、選手紹介や展示など一方的な情報発信になりやすい傾向にあります。そこで本施策では、生活者を情報の受け手にとどめず、PRの担い手へと変えるアプローチを採用しました。

大会を周知し応援する行為自体を、給与が支払われるアルバイトとして設計。体験を通じて広報に関わってもらいながら、参加者自身を媒介として関心の輪を広げていく試みです。

渋谷を拠点に展開される本イベントでは、参加者は出勤処理を済ませたのち、競技にまつわる7種類の「おもしろバイト業務」を体験。

業務には、来場者に金メダルをかける役割をはじめ、とにかく「カバディ」と唱え続けたり、名古屋弁で会場への呼び込みを行ったりと、競技や開催地の特徴を織り交ぜたユニークな体験が用意されました。

また、SHIBUYA109前の特設エリアでは、参加者自身が“生きた広告”となるプログラムも展開されます。競技にちなんだ12種類のユニフォームから好きな1着を選び、広告枠の中でポーズをとったまま5分間静止するというもの。

企業が完成した広告を見せるのではなく、参加者を街頭の広告塔として配置することで、見る側と出演する側の境界をなくす仕掛けとなっています。

面接や履歴書の提出は不要で、所要時間90分の勤務を終えた参加者には、現金2,000円がその場で手渡されます。イベントの演出で終わらせず、バイトとしての枠組みを忠実に再現しているのが特徴です。

あわせてZeroBase渋谷では、誰でも無料で入場可能な「アジア大会推せるみゅ~じあむ」を同時開催します。会場には、セパタクローやeスポーツ、カバディといった大会特有の競技器具に触れられる体験型展示を用意し、知られざる豆知識を紹介。

また、指定ハッシュタグを付けてSNS投稿した先着3,000名に限定ステッカーを配布する企画も実施されます。バイト勤務を終えた参加者の回遊を促すとともに、一般来場者との接点も創出し、SNSや口コミを通じた情報拡散を見込んだ設計となっています。

「応援型アルバイト」という新たなアプローチで大会を盛り上げる本取り組み。単なる鑑賞型イベントにとどめず、仕事という対価を伴う形式とすることで、潜在的な関心層に対しても参加につながる理由をつくり出しています。

認知獲得から実際の体験、そしてオンライン上への波及までをひとつの流れに集約したユニークな広報施策です。

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