\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<8/3-8/9>

PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップして紹介する「Pick of the week」。

今回は、スターバックス、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、クレハ、丸亀製麺、A.ランゲ&ゾーネの事例紹介記事をまとめてお届けします。

1. 日本上陸30周年を地域の未来へ スターバックスが3県から始める地元共創PR

スターバックス コーヒー ジャパンは日本上陸30周年を記念し、年間を通して複数のアニバーサリー企画を展開しています。

一連の周年事業における新たな取り組みとして2026年8月5日(水)より始動したのが、地域とともに未来を育む「STARBUCKS JIMOTO PROGRAM」です。企業の節目をきっかけに、ローカル資源の価値を高めて還元していく試みとなっています。

プログラムの皮切りとなるのは青森県、群馬県、沖縄県の3エリア。各県ならではの食材やテーマを生かしたオリジナル商品を開発し、通年販売とすることで、持続的な地域支援へつなげる狙いです。

また、企画段階から従業員が参加するプロセスを組み込み、インナーブランディングの役割も持たせました。

従業員や住民が関わり合い、その土地の魅力をともに育む本プロジェクト。商品を通年で販売することで、地元との結びつきを一過性で終わらせない持続的な関係へと深めます。

自社の節目を地域社会とともに歩む契機とし、共創を通じて店舗・ブランドへの共感や好意形成につなげる周年施策です。

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2. 開業25周年×ホラー15周年! 複数の節目を秋の熱狂へ変えるUSJのPR設計

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(合同会社ユー・エス・ジェイ)は、開業25周年を記念した秋イベント「ユニバーサル・エクストリーム・オータム ~Discover U!!!~」を、2026年9月10日(木)から11月8日(日)まで開催します。

これに先立ち、7月20日(月)には、北村匠海さんが出演するスペシャルCM「絶望。その先へ。」を公開しました。

2026年の秋は、USJにとって複数の節目が重なります。2001年開業のパークが25周年、2011年に始まった「ハロウィーン・ホラー・ナイト」は15周年、スーパー・ニンテンドー・ワールドは5周年、バイオハザードシリーズは30周年にあたります。

USJはこれらを「Discover U!!!」というひとつのテーマで束ね、「知らないジブンが騒ぎ出す」という言葉を掲げました。異なる周年の節目を、あえて同じ旗印の下に集めています。

周年という区切りを単独の告知で消費せず、シーズン全体の物語へ編み直す進め方は、複数の節目を抱える企業が、どのような言葉で施策を束ねるかを考える際の手がかりになるでしょう。

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3. おかっぱからロン毛へ22年ぶりの大刷新 THE ALFEE×NEWクレラップ新CM

株式会社クレハは、2026年7月27日(月)より、家庭用ラップ「NEWクレラップ」の新TVCM「自宅にアルフィー」篇を全国で放映開始しました。

「ついにイメチェン!?」と題し、22年にわたり親しまれたおかっぱの女の子から、THE ALFEE・高見沢俊彦さんのロン毛へアイコンを刷新。認知度の高いビジュアル同士を対比させ、長年の看板を掛け替える意外性で注目を集めつつ、ブランドに新鮮な印象をもたらすアプローチです。

1960年の誕生から66年の歴史を持つ日本初の家庭用ラップと、結成50周年を超え70代を迎えたTHE ALFEE。半世紀以上にわたり愛されてきたという共通の文脈を重ね合わせることで、ロングセラー商品としての安心感はそのままに、新たな話題性を生み出しています。

CMではメンバーの衣装を3サイズのパッケージカラー(緑・黄・赤)と揃え、商品をマイクに見立てるなど、グループのエンターテインメント性を軸としながら演出の細部に商品をモチーフとして溶け込ませました。

商品の機能だけでなく、積み重ねてきたブランド資産を基盤に見せ方をアップデートすることで、ロングセラーに新鮮な話題性を持たせられることを示しています。

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4. 薬味・トッピングの味変を提案|上戸彩出演・丸亀製麺「鬼おろし豚しゃぶ」新CM第2弾

丸亀製麺は、累計680万食を売り上げてきた「鬼おろし豚しゃぶぶっかけうどん」の新TVCM第2弾「無料薬味で鬼おいしい!鬼おろし豚しゃぶぶっかけ」篇を、2026年8月4日(火)から全国で放映しています。

丸亀製麺の「鬼おろし」CMは、2026年6月にも予告篇・祭り篇・薬味篇を段階的に投入し、発売前後で訴求を切り替える“時間差マーケティング”を展開していました。

第1弾が発売前後でメッセージを切り替える時間差の設計だったのに対し、第2弾では、同じ商品を別の楽しみ方から見せています。

今回のTVCMで焦点を当てたのは、無料の薬味・トッピングです。しび辛ラー油を合わせた「赤鬼おろし」など、味の変化を言葉遊びで表現することで、来店後に自分好みの一杯へアレンジできる丸亀製麺ならではの楽しさを発信しています。

定番商品の続編CMで、価格や機能をそのまま並べるのではなく、既存の無料サービスをタレントの掛け声とネーミングで“遊び”に見立てる。この見せ方は、代わり映えしにくい定番を、新鮮に打ち出したい飲食チェーンが参考にできる手法といえるでしょう。

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5. 希少性を来場体験に変換|高さ3mの動くA.ランゲ&ゾーネの腕時計が日本初上陸


高さ3mを超える腕時計が、実際に時を刻みながら百貨店のホールに立つ。ドイツ・グラスヒュッテの機械式時計メゾン、A.ランゲ&ゾーネは、その年のハイライトとなる新作を壮大なスケールで再現した「ジャイアントウォッチ」を、三越ワールドウォッチフェアで特別展示します。

再現の対象となったのは、4月に発表された新作「サクソニア・アニュアルカレンダー」です。見本市でしか出会えなかったものを、日本の百貨店で体験できるようにした点に、この企画の起点があります。

A.ランゲ&ゾーネは、極限の精巧さと芸術性を追い求めてきたメゾンです。高さ3mを超えてなお実際に時を刻み続けるオブジェは、その姿勢を、説明ではなく大きさそのもので伝えます。

この展示のポイントは、「スイスでしか見られない」という希少性を、日本での実体験へ置き換えたところにあります。カタログやSNSの画面では、実物のスケールがもたらす圧倒感までは届きません。

会場に足を運んだ人だけが、見上げるほどの時計と対面できるという設計が、来場そのものに価値を持たせています。

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周年や定番商品といった自社の資産を土台に、見せ方の角度を変えて新たな話題を生み出す施策が多く読まれたようです。

意外性のある演出やリアルな体験への落とし込みを通じて、ブランドの持つ魅力をより身近に伝える工夫が凝らされています。

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