スタバのマーケティング・プロモーション事例7選。テレビCMやチラシに頼らない戦略に注目
スターバックスは、テレビCMやチラシに頼らない独自の戦略で年齢や世代を問わず多くのファンを獲得しています。
そんな店舗ごとに異なるコンセプトや異業種とのコラボレーションイベントで、常に話題となるスタバのマーケティング・プロモーション事例をピックアップ。今回はマーケティング・プロモーション事例7選をまとめてお届けします。
1.スタバ×伝統工芸、主役は「器」!? 五感で楽しむバーが期間限定オープン
スターバックス リザーブ®︎ロースタリー 東京は、開業5周年記念イベントの第二弾として、「STARBUCKS RESERVE®︎ ROASTERY TOKYO UTSUWA BAR」をオープン。
2024年2月28日よりスタートしている「5感と、コーヒー。」がコンセプトの同周年記念イベントは、感覚を研ぎ澄ませてコーヒーの世界を楽しむ体験ができるというもの。第一弾では「物語と、コーヒー。」をテーマにした落語イベント「スターバックス ロースタリー座」が開催されました。
そして、第二弾となるこちらは「手仕事と、コーヒー。」をテーマに、器が主役のコンセプトバー「STARBUCKS RESERVE®︎ ROASTERY TOKYO UTSUWA BAR」が2024年6月11日(火)から2024年6月27日(木)までの期間でオープンしました。
日本各地にある地元の産業や素材を取り入れた商品開発を行い、その地元の店舗のみで販売する「JIMOTO Made」(ジモト メイド)シリーズと、商品の背景にある技術や文化のみならず、人と情熱とひたむきさがなせる業をロースタリー 東京から広く伝える「JIMOTO Made+」(ジモト メイド プラス)シリーズのマグやグラス全12品が主役となり、その器でコーヒー体験ができる絶好の機会提供となりました。
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2.スタバ×落語の掛け合わせで集客なるか?5周年記念”コーヒーを耳で味わう”イベント
2024年2月28日(水)に開業5周年を迎えたスターバックス リザーブ®︎ ロースタリー 東京は、同日よりAnniversaryプロモーションを実施。「5感と、コーヒー。」をコンセプトに、耳で聴き、手で触り、目で味わうなど感覚を研ぎ澄ましてコーヒーの世界を楽しむ体験が約半年間にわたって開催されました。
体験は「物語と、コーヒー。」「手仕事と、コーヒー。」「時間(とき)と、コーヒー。」の3テーマに分けられており、第1弾となる「物語と、コーヒー。」では日本の伝統的な話芸「落語」に着目。「コーヒーを耳で味わう」新体験を目指した落語イベント「スターバックス ロースタリー座」を、4月18日(木)より1週間開催しました。
演目は、22歳の若き落語家・桂枝之進氏が同イベントのために書き起こした新作コーヒー落語「喫茶みどり」が披露され、多くの人を惹きつけました。
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3.“影アート”と“真っ黒な50冊”でまだ知らないコーヒー体験を。スタバの周年企画が始動
スターバックス コーヒー ジャパンは、2024年2月に開業5周年を迎えたスターバックス リザーブ® ロースタリー 東京にて、夜だからこそ楽しめる空間とコンテンツを繊細な五感とともに楽しむ「THE B-SIDE OF STARBUCKS」を2024年7月30日(火)より開催されました。
「5感と、コーヒー。」がコンセプトのこのイベントでは、ライトアップすることで浮かび上がる「影」を楽しむ、夜だけ出会える「影」のアート「B-SIDE ART」を3階テラスに展示。影アーティスト・佐藤 江未氏が今回のためだけに制作した3つの作品は「サイレンの歌声が誘うコーヒーの海」がテーマとなっています。
数々の生産地の情熱とロマンを載せて航海を続けてきたスターバックスのコーヒージャーニーの原点を見つめつつ、今後もコーヒーの海に人々を誘い続けるとの想いが込められているそうです。オブジェには、ロースタリー 東京で役目を終えたカップやエプロン、コーヒー麻袋や酒瓶を活用しています。
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4.「世界環境デー」に、豊かな自然が育まれる未来を目指したコーヒー苗で彩るオブジェ登場
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社が2023年の夏から推進する、楽しみながらマイタンブラー利用を推奨・促進する参加型プロジェクト、「タンブラー部」はこの夏で発足1周年を迎えました。
お客様やパートナー(従業員)の共感の輪をさらに広げ、自然のめぐみであるコーヒーが豊かに育まれ続ける未来を目指し、「世界環境デー」である2024年6月5日(水) から6月11日(火)までの期間、若い世代が多く行き交う街である東京・原宿のランドマーク、東急プラザ表参道「オモカド」に、いきいきと芽吹くコーヒー苗で彩るオブジェが登場。
また、8月には次世代を創るタンブラー部の学生の皆さんと、リユースを楽しむ未来に向けたアイデアを共創する1dayイベント「タンブラー部 学生サミット」を初開催しました。これらの取り組みを通してさらに多くの「タンブラー部員」を迎え入れ、部活のような楽しさと仲間との共創で、気軽に参加できるリユースの輪を広げていくとしています。
タンブラー部を発足し、マイタンブラー利用を推奨・促進する参加型プロジェクト。これからの未来を担う学生向けのイベントを開催し、部活のような楽しさと仲間との共創で、気軽に参加できるリユースの輪を広げていくCSR活動の好例となっています。
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5.“スターバックスらしさ”を表現した、シズル感あふれるPR動画
スターバックス コーヒー ジャパンが、一般的にイメージされるドリンクや素材によるシズル感だけではなく、「A/B-Roll」の手法を用いて店舗や従業員が作り出す演出をすることで、店舗で体験できる“スターバックスらしさ”を表現したPR動画「STARBUCKS Autumn is Coming」を2021年公開しました。
本動画は、コンテンツスタジオCHOCOLATE Inc.と共同制作したもので、映像制作においてのメインカット「A-Roll」に対し、撮影時の現場の様子などのサブカット「B-Roll」を見せる新たなインターネットミームの手法「A/B-Roll」を採用しているのが特徴。この手法を用いることにより、ハイスピード撮影や躍動感のあるカメラワークで、より高い臨場感や生感を表現することができています。
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6.スターバックス日本上陸25周年「地域・地元とつながる」「47 JIMOTO フラペチーノ® THANKS WEEK」
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、スターバックス日本上陸25周年の第2弾として、2021年6月30日(水)より地元のパートナー(従業員)が地元のお客様を想い考案した「47 JIMOTO フラペチーノ®」を販売しました。
発売初日から1週間で訪れたお客様は延べ約250万人を超え、大変好評となった本企画。そこで、日本全国のお客様にさらなる感謝の気持ちを込めて、2021年7月28日(水)より全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)にて「47 JIMOTO フラペチーノ® THANKS WEEK」が実施されました。
期間中「47 JIMOTO フラペチーノ®」を注文すると、地元商品の味わいを自分好みにアレンジできる、お好みの有料カスタマイズアイテム1点をプレゼント。また、すでに試した人にとっても、2杯目3杯目がさらに楽しくなり、新たな驚きや味わいを発見いただくチャンスとなりました。県限定の味をつくることで、地元はもちろん、旅行や出張先でもスタバに足を運ぶ良いきっかけ作りとなっています。
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7.憂鬱な月曜日の朝がちょっと楽しみになる、UKスターバックスのキャンペーン
週のはじめ、月曜日の朝に憂鬱になる人は少なくないでしょう。そんな人に向けて”Mondays Can Be Great”というキャンペーンを展開したのが、イギリスのスターバックス。
これは「月曜日だって素晴らしい!」というコンセプトのもと、月曜日という曜日にいかに素晴らしいことが起きたかというCMの放映と合わせて「毎週月曜日の朝11時まで通常£2.1のトール・ラテが£1.5で飲める」という月曜朝限定のディスカウント企画です。
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スタバのマーケティング・プロモーション事例7選まとめ
店舗数の多いスターバックスならではの、ご当地ものから異色のコラボまで幅広く施策を企画していることが伝わってくる事例集となりました。
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https://predge.jp/search/post?othres=6806
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