1日16万食の食堂が巨大な広告枠に! オイシックスが仕掛ける社食メディア化計画
オイシックス・ラ・大地株式会社は2026年6月2日(火)、リテールメディア事業「Oisix Retail ADs」において、全国の社食・学食を活用した「社食・学食リアルプロモーションメディア」の本格展開を発表しました。
全国約1,000拠点、1日約16万食におよぶ食堂ネットワークを広告メディアとして活用し、認知から体験までを一気通貫で設計する取り組みです。
このプロジェクトでは、社食や学食でコラボメニューを提供するとともに、ポスターや卓上POPを設置します。利用者は情報を見るだけでなく、実際に食べることで商品や食材への理解を深められる仕組みです。
第1弾として、USハイブッシュブルーベリー協会とのコラボレーションを実施。東京都内の大手社食など計4施設で、2026年6月3日(水)~6月29日(月)の期間中に限定メニューを提供します。
ブルーベリーをタルタルソースやピクルスに取り入れるなど、デザート以外の食べ方を提案し、日常の食事への活用を促します。


さらに、2026年7月には、米国食肉輸出連合会とのコラボレーションを東京都内の社食など計13施設で実施予定です。アメリカンポークを使ったステーキやルーローハンなどを提供し、食材の特長を伝えます。

背景には、オイシックス・ラ・大地グループによるオフラインチャネルの拡充があります。
同社は2023年から食品宅配サービス「Oisix」の会員基盤を活かした広告事業を行っていましたが、シダックスコントラクトフードサービスを子会社化したことにより、全国規模の食堂ネットワークを保有することになりました。
その後、職域食堂「雨晴食堂」で食堂を活用した広告企画の検証を進め、コラボメニューの提供と、ポスターやPOPによる空間演出を組み合わせた企画に対して評価を得たことを受け、全国展開へと発展しています。
広告との接点を「昼食時間」に設定することで、デジタル広告では短時間で流れてしまいやすい情報も、食事の場であれば比較的落ち着いて伝えられるでしょう。
ポスターや卓上POPによる視覚的な訴求と喫食体験を組み合わせることで、見るだけでは伝わりにくい食材の魅力や商品の価値を届けています。
また、管理栄養士監修のメニュー開発から資材の企画・制作・配送、提供までを一括で担う点も特徴です。広告主は個別に複数の事業者へ依頼する必要がなく、食体験を活用したプロモーションを実施できます。

ECサイトやアプリを活用したWeb広告に留まらず、グループが持つ食堂ネットワークを広告事業に活用した今回の取り組み。
昼食という日常的な時間に、メニュー開発と空間演出を組み合わせることで、商品理解を「見る」だけでなく「食べる」体験へと広げています。
食堂を単なる食事の場ではなく、食材やブランドとの接点を生み出すリアルメディアとして活用するPR事例です。
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