牛乳離れの課題解決へ ファン化を同時に見据えた「あさぎり牛乳月間」
朝霧乳業株式会社は、6月1日の「牛乳の日」、そして「牛乳月間」に合わせ、2026年6月1日(月)から期間限定プロモーション「あさぎり牛乳月間」を開催。各店舗で期間限定企画を実施しています。
近年の牛乳離れに向き合う同社が打ち出したのは、単なる記念日割引にとどまらない1ヶ月の期間を活かした段階的な企画で、ファンがSNSで魅力を発信したくなる内容の施策を用意しました。

1971年創業の同社がある静岡県富士宮市の朝霧高原には、40軒近くの酪農家が存在しています。同社では地元の牛乳を応援するため、地域の素材をふんだんに使ったお菓子を製造。生産者・生活者・地域それぞれに持続可能な好循環を生み出すブランドとして、牛乳のおいしさを伝える商品を企画・販売しています。

今回実施される「牛乳月間」では、1ヵ月を前・後半に分け、異なる目的の企画を連動させています。
前半(6月1日〜14日)は、既存顧客やコアファンを対象とした瓶回収カードを配布。対象商品の瓶を返却するとスタンプが付与され、10個集めると「あさぎり牛乳」1本と交換できます。購入後のリユースをフックに、期間中のリピート来店を促しました。

後半(6月15日〜30日)は、一転してSNSキャンペーンへ移行。前半の施策で店舗への関心が高まったファンを起点に、SNS上での認知拡大を狙います。
指定ハッシュタグを付けて投稿すると、人気商品の「あさぎりミルクシュー」(通常税込450円)が特別価格の税込351(ミルク)円で購入できるという、お得感と語呂合わせによる話題づくりにも余念がありません。

さらに「1人1日1回限り」と制限することで、まとめ買いを防ぎつつ、継続的な来店動機を創出。牛乳を飲む体験から、ミルクスイーツを食べる体験へと顧客を誘導し、イベント終了後もファンとして定着させる動線となっています。
また、同社は6月17日(水)〜23日(火)まで、大丸福岡天神店に期間限定の催事を出店。福岡県への出店はブランドとして初めての試みとなります。新鮮な乳製品に加え、お土産需要に合わせた日持ちのする商品を用意し、客単価の向上と全国的な認知拡大を図ります。

環境配慮や社会課題へのアプローチを、生活者が気軽に参加できる店頭体験へ落とし込んだ本施策。瓶回収による再来店、SNS投稿による共有、催事出店による新規接点の創出を組み合わせることで、1ヵ月を通じてブランドとの関係を深めていく複合的なプロモーション事例です。
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