100年の歴史をAIで次世代へ 鈴木薄荷が若手社員とつくる周年ブランディング

周年施策では、創業者の想いや企業の歴史を振り返るコンテンツが数多く展開されていますが、企業理念や価値を次世代へどう伝えていくかまで踏み込んだ取り組みは決して多くありません。

そうした中、鈴木薄荷株式会社は、2027年に迎える創立100周年に向け、若手社員が主体となってテレビCMを企画するプロジェクトを実施しました。

新テレビCM「ハッカとともに100周年」篇(15秒)は、2026年7月16日(木)より関西エリアで放映を開始。

本CMは、若手社員研修の一環として制作されたもので、異なる部署に所属する5名の社員が企画立案からメッセージ設計、映像表現の検討まで担当しました。

CMでは、鈴木商店を率いた鈴木よねと、大番頭として薄荷事業を発展させた金子直吉をAI技術を活用して映像化。創業期を支えた人物から現代へと視点をつなぎ、100年間受け継がれてきた挑戦の精神を表現しています。

本施策の特徴は、CM制作そのものを、若手社員が自社への理解を深める機会として設計した点にあります。 参加した社員は「100周年を前に社会へ何を伝えるべきか」を議論し、自社の歴史や企業理念への理解を深めながらメッセージを組み立てました。

また、広告制作に携わることで、若手社員が自社の歴史や理念を自分の言葉で発信する経験にもつながっています。

AIも単なる演出ではなく、創業者と現代を結ぶ手段として活用。歴史を紹介するだけでなく、創業者の姿を映像として可視化することで、100年にわたる企業の歩みを現在進行形の物語として描いています。

AIによって100年の歴史を可視化するだけでなく、若手社員がCM制作に携わる過程そのものを、ブランド理解と人材育成の機会へと転換。創業期の人物から現在の社員へと受け継がれてきた価値を映像でつなぎながら、次の100年を担う世代がその意味を考える場も設計しました。

周年を過去の振り返りで終わらせず、ブランドの歴史を未来へ受け継ぐプロジェクトとして展開した事例です。

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