“名前だけでも覚えてほしい” ストレートなコピーで認知獲得を狙うフジアルテの採用CM

製造派遣・請負を中心に人材サービスを手がけるフジアルテ株式会社は、新TVCM「15秒でフジアルテを覚える歌」を2026年7月18日(土)から関西エリアで放映しています。

「フジアルテって名前だけでも、覚えてほしい。」というコピーどおり、まずは社名を知ってもらうことに狙いを絞ったCMです。

スマホでフジアルテの求人を検索するシーン

派遣という働き方に関心はあっても、仕組みがよくわからないという理由で一歩を踏み出せない人もいます。そこでフジアルテは、条件や待遇を細かく並べるより先に、社名そのものを記憶に残すことを目指しました。

登録スタッフ1万人以上を抱え、未経験からの挑戦を丁寧に支える会社にとって、まず知ってもらうことが応募への最初の入口になるという判断がうかがえます。

フジアルテは「多様な人材に活躍の場を提供し、企業には高付加価値サービスを提供する」という経営ビジョンを掲げています。働き手と企業の間に立つ会社だからこそ、求職者にとっての入りやすさを、広告の親しみやすさとして表したともいえるでしょう。

CMを引っ張るのは、シンガーソングライターのヒトリルームさんが手がけたオリジナルソング。求職中の男性が耳に残る歌に引き寄せられて社名を検索し、自分に合う求人を見つけて応募します。

後日、選考通過の連絡を受けた男性がその歌を口ずさむと、映像は次の求職者へと移り、同じ歌を口ずさむ別の女性の姿が。求職者に取ってほしい行動を、そのままCMの物語として先に見せているのが特徴です。

数日後、選考通過の連絡を受けた求職者

この広告の組み立ては、「認知を取る」という目的を隠さず、CMのタイトルとコンセプトに直結させた点にあります。裏に置くことが多い広告主の狙いを表に出したことで、押しつけがましさより、素直さと親しみが前に立ちました。

検索から応募までの流れをドラマにして先に見せる手法は、視聴者が「自分も同じように動けそうだ」と感じる手がかりにもなっています。

広告のゴールを隠さずコンセプトに据え、視聴者に求める行動まで物語として描く。フジアルテのCMは、認知獲得から応募までの流れを、わかりやすく広告の中に組み込んだ事例といえるでしょう。

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