販促・集客に大活躍!ガシャポン®️を活用したPR事例

1977年に誕生し、子どもだけでなく若者や大人の心もときめかせてきたバンダイのカプセルトイ「ガシャポン®️」。ここ数年はブームと言っても過言ではなく、2022年度のカプセルトイ全体の市場規模は約720億円(一般社団法人日本カプセルトイ協会調べ)となるほどに成長しました。

カプセルトイはSNSと相性が良く映える商品が投稿され、それが拡散することにより広告宣伝を行わずとも認知度が高まったことも大きな要因と言えるでしょう。

そんな人気の高いカプセルトイは、その偶然性を活用した販促・PR施策についても根強い人気があります。今回は、バンダイが展開するガシャポン®️を活用したPR事例5選まとめてお届けします。

1.ガシャポン®️のデパート池袋総本店に、「#人類未体験のガシャポン」と題した“謎の巨大な箱”が出現

2022 年で45 周年を迎えた、ガシャポン®️。そして、その45 周年プロジェクト「答えはガシャポンだ」のアクションとして、2022年3月21 日(月・祝)から、 世界最大級のカプセルトイ自販機設置台数(約3,000 面)を誇る「ガシャポンのデパート 池袋総本店」(東京・池袋)に、「#人類未体験のガシャポン」と題した“謎の巨大な箱”が出現しました。

「#人類未体験のガシャポン」は、バンダイ「ガシャポン」45 周年を記念して作られた新型ガシャポン自販機。全貌をお披露目する前の展示では、“謎の巨大な箱”に開いている複数の小さな穴から、 これまでにはない「大きさ」「形」「機能」の新型ガシャポン自販機をのぞいて見ることができる仕様となりました。

“謎の巨大な箱”の内側からは、何やら音も聞こえてきます。のぞき穴から中を見てみると、巨大なモニターらしきものが見え、何かの映像が流れます。また、他にも「かじ」のようなものが見え、これまでのガシャポン自販機とは全く違う「大きさ」「形」「機能」であることが確認できます。

お披露目前の状態を大きな箱で覆い隠し、のぞき穴から中を確認することで、どんな史上初のガシャポン®️がどんなものなのかをワクワクと想像させる今回の施策。ガシャポン®️のワクワク感を連想させる企画であるとともに、史上初のビッグスケールの機体ということで、長年の歴史の積み重ねで培ってきた存在の大きさも表しています。

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2.世界初!立体映像搭載ガシャポン自販機「GASHAPON ODYSSEY」登場

ガシャポン発売45周年プロジェクト「答えはガシャポンだ」の取り組みとして、世界初となる立体映像を搭載したガシャポン自販機「GASHAPON ODYSSEY(ガシャポンオデッセイ)」が開発されました。そして、2022年3月28日(月)から2023年2月28日(火)までの期間限定で、「ガシャポンのデパート」の 2店舗である池袋総本店とキャナルシティ博多店に、1台ずつ設置されました。

「未来のガシャポン自販機のコンセプトモデル」として開発された「GASHAPON ODYSSEY」は、高さ2.1メートル、幅2 メートル、奥行き2.3メートルの巨大なガシャポン自販機で、正面から側面につながる約 3.9平方メートルの大型LEDディスプレイにより、奥行きのある立体映像を楽しむことができます。

コイン投入口にコインを入れると、画面に奥行きのある近未来的な研究室が映し出され、付属の大型ハンドルを回すことで画面の中にキャラクターが誕生します。その後、そのキャラクターがカプセルに入った状態で、商品搬出口から出てくる仕組みです。

カプセルが出てくるだけではなく、立体映像が楽しめるガシャポン自販機の登場。ハンドルも大型とあって、いつもとは違う体験が味わえるスペシャルな仕様となっています。発売45周年を記念する特別仕様は、スケールも大きな唯一無二の施策となりました。

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3.バンダイと青稜高等学校がタッグを組んで実現した「#卒業おめガシャポン」サプライズ企画

「エンタメ性」と「映え」を最大限に生かしたのが「#卒業おめガシャポン」。ガシャポン®️を通じてもっと世の中をワクワクさせたいというバンダイの思いと、コロナ禍の中で高校生活を過ごした高校3年生に、特別な高校生活の思い出をプレゼントしたいという青稜高等学校教員の思いが結び付き、2023年3月実現しました。そんな史上初の試みとなるサプライズ企画で、卒業式というハレの日を彩りました。

当日、ガシャポン®️を回した後、同級生と記念撮影をしていた男子生徒は「コロナ禍で思い出を残せる機会が少なかっ たから、最後にこういうサプライズがあって、思い出になりました」とコメント。同級生と4人でガシャポン®️を回した女子生徒は「学校に行かなくなると思うと寂しい。でも、楽しかった思い出もこうやって形に残してもらえると、 すぐに思い出せる」と笑顔を見せました。

一生に一度しかない高校の卒業式。青春をともに過ごした友人と心躍らせながら回した「#卒業おめガシャポン」の思い出と、いつでも高校時代を思い出せるチャームは、卒業生への最高のプレゼントとなりました。なにより、1日を通してマスク着用のない学校行事は卒業式が初めてという2022年度の卒業生にとって、マスク着用時には見られなかった笑顔を最後の日に印象付けることになったことは、高校生活の思い出に、より彩りを与えてくれるはずです。

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4.ガシャポン®️の誕生年は?ついつい引き込まれる「ガシャポン検定®︎2023」の気になる中身

バンダイのベンダー事業部は、2022年ガシャポン45周年の節目に制定された8月8日「ガシャポン®︎の日」の記念企画を実施。ガシャポン史上初となる、ガシャポンの基礎からマニアックなレベルまでのガシャポン知識を問うオリジナル検定コンテンツ「ガシャポン®︎検定2023」を、2023年8月8日(火)11:00から9月10日(日)23:59までの期間限定で展開しました。

「ガシャポン®︎検定2023」は、ガシャポンの歴史や自販機、商品についてなど、ガシャポンにまつわる全100問の中から50問が出題されるオリジナル検定です。制限時間は20分、受験料は無料で期間中は何度でも受験が可能。そして、解答結果は、「1問2点」の計算で1級から3級、または級獲得ならずという4段階の形で判定されます。

検定企画は参加もしやすく、サイトにアクセスして手軽に楽しめるコンテンツとして人気がありますし、何より特設ページのグラフィッククオリティも高く、今回の施策への本気度が伝わってきます。広告・宣伝担当としては目を離せないキャンペーンがありました。

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5.「枠にハマるな!ワクワクにハマれ~!」ガシャポン®︎の魅力を熱血指導の新CM

バンダイ ベンダー事業部は、カプセルトイブランド「ガシャポン®︎」のイメージキャラクターに斎藤工さんを起用。新TVCM「ガシャポン先生 登場」篇(15秒、30秒)を2024年3月16日(土)から一部地域を除く全国で放送しています。

今回のTVCMは、フィギュアやチャーム、トートバック、平面商品などさまざまな仕様で毎月100種類以上のアイテムをリリースし続けている「ガシャポン®︎」の幅広いラインナップ、そして年齢性別を問わず誰でも気軽に楽しめることを、あらためて多くの方々に知ってもらいたいという思いから企画。カプセルをかぶった超個性的な先生が「ガシャポン®︎」の魅力を熱熱と語るストーリーが採用されたものです。

「枠(わく)にハマるな!ワクワクにハマれ~!」と叫びながら教壇に立つ、“ガシャポン先生”こと斎藤さんの熱血授業がスピーディに繰り広げられる疾走感あふれる映像となっています。また、人気クリエイターのしなこさん、木下ゆーきさん、草地稜之さん、“悪いがいまは青春中”の4人も生徒役で特別出演し、より一層画面を賑やかなものにしてくれています。

脇を固める出演者のキャスティングでは人気クリエイターを起用するなど、幅広い世代への訴求を念頭に置いて制作されていることがうかがえます。先生と生徒、どの年代にもイメージしやすい学校ドラマテイストの展開ともうまくマッチしています。インパクトとわかりやすさを両立させた好例施策といえそうです。

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ガシャポン®️を活用した施策5選

2022年に45周年の節目を迎えたガシャポン®︎は、時代とともに変化しながらも、商品の最大の特徴である「ワクワクする体験」を大事に、さまざまなアイデア施策を実施しています。その発想の幅広さには、施策立案のヒントになる要素が詰まっているといえるかもしれません。

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