街に溢れる「落書き」をキャンペーンに活用! ブラジルの乳がん啓発企画が斬新

Case: The anticancer paste up

ブラジルの癌患者支援団体・A.C.Camargo Cancer Centerは、町中にあふれるグラフィティを使って乳がん啓発キャンペーン“Paint against cancer”を実施しました。

サンパウロ市内は、スプレーやペイントで描かれたグラフィティ(落書き含む)で埋め尽くされているといっても過言でないほど、壁という壁にはグラフィティであふれています。若者をはじめ多くの人が目にするグラフィティ。ヌード女性が描かれているものも少なくありません。

今回の企画ではそんな街中の壁に描かれているヌード女性に着目。

ヌード女性の乳房の片方を紙で覆い、その上から乳房が切除されてしまったかのような絵を描くことで、女性にとって最も恐ろしい乳がんによる乳房切除の様子をあらわし、多くの女性に乳がん検診の受診、早期発見、早期治療の重要性を訴求しました。

手が施されたグラフィティには、“全ての女性に乳がん発症のリスクがあります。”とのメッセージとともに、ハッシュタグ#LigaDoRosaが描かれた大きなピンクリボンを貼りました。結果インターネット上でも拡散され、より多くの人の注目を得ることに成功しました。

乳がんは早期発見、早期治療により9割以上の生存率があると言われています。ストレートでインパクトがある本キャンペーンを通じて、一人でも多くの女性の足が乳がん検診に向けられるといいですね。

動画はコチラ

参考サイト

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