小児がんの早期発見を啓発する、“瞳が光る”ポスター

Case:Detect childhood eye cancer with your smart phone

乳幼児に多くみられる病気、「網膜芽細胞腫」。これは『眼球の中に発生するがん』で、進行すると命を脅かす危険性がある一方、早期に発見・治療をすれば高い確率で治癒できる病でもあります。

瞳の中に腫瘍ができると、腫瘍が光を反射して目が白く光って見えるようになり、親にとってはこの症状が我が子の異変に気付くための重要な手がかりとなります。

網膜芽細胞腫に対する知識と関心を高めるために活動する非営利団体・Childhood Eye Cancer Trust(CHECT)は、ひとりでも多くの親がこの病気についての理解を深め、早期発見につなげるための啓発ポスターを制作しました。

子どもの片目が大きく写しだされた写真には、目の部分にだけ光を反射する特殊なインクが用いられており、このポスターをスマホのカメラでフラッシュを使用して写真に撮ると瞳が白く光るようになっています。

このポスターを小児科や保育園などに掲示し、スマホで写真を撮ってもらうことで、“腫瘍のために目が光っている様子”を感覚的に体験してもらうことを試みたのです。

ポスターに写っているのは、実際にこの病気と闘い、打ち勝った子どもたち。CHECTでは、我が子の命と視力を守るため、病気の早期発見に務めてください、と呼びかけています。

動画はコチラ

参考サイト

ADWEEK
http://www.adweek.com/adfreak/photograph-these-ingenious-ads-and-youll-learn-how-save-kids-eye-cancer-161846

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