三日月がスライスしたライムに!? 月の満ち欠けを活かしたコロナの看板広告

Case: Moon Billboards

コロナと言えば、“スライスしたライムをボトルの口につける”スタイルが定番のビールブランド。

そんなコロナがNYマンハッタンの9番街で、ブランドイメージを強化すべく世にも珍しい“ムーン”看板広告を制作しました。

今回の広告のキーは、ズバリ「月」。月の満ち欠けを活用して、三日月の形になった月を、あたかもビールボトルの口につけるライムに見立てようとする企画です。

ただし、月の自転、月の満ち欠けが前提の試みですので、ある夜・ある角度からしかこの特殊な広告は姿を現しません。以下の画像は、合成ではなく5月中旬にトライアルで実施した際の広告の模様です。

時間の経過とともに、徐々に三日月がボトルの口に近付いていき、遂に成立します。

こちらの広告の実現には、著名な天文学者らの協力を得て看板の地点や角度、日にち、時間などを緻密に割り出して準備したといいます(詳細は最下部の動画をご覧ください)。

尚、当企画の本番はアメリカ時間の6月14日と15日の夜にマンハッタン9番街の15番通りから見られるといいます。

ある夜、ある地点の、ある決められた角度から、ほんの短時間だけ姿を現すムーン広告。
何とも幻想的でオシャレですね。恐らく当日はPRも意図して、メディアも仕込んでいると思われます。ナイスプロモーション!

動画はコチラ

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世界のアイディア溢れる看板広告27選

参考サイト

AdFreak
http://www.adweek.com/adfreak/crescent-moon-becomes-lime-bottle-heavenly-corona-billboard-nyc-150273

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