冬のアイスに秋の居場所を “雪見”を“月見”に書き替えたロッテの見立て
株式会社ロッテは「雪見だいふく 秋限定お月見仕立て」を、2026年9月上旬から全国で順次発売します。
さらに、9月25日(金)から27日(日)まで、新宿住友ビル 三角広場でイベント「雪見だいふく みんなでお月見会」を開催。冬のイメージが強い商品名を、秋の行事へ読み替える施策です。

雪見だいふくは、もともと「冬のアイス」として誕生した商品です。一方、ロッテは近年、秋の夜長に楽しむ「お月見スイーツ」としての親和性も高く評価されていると説明しています。今回の企画では、商品名が持つ冬のイメージを、お月見という秋の文化へ接続しました。
秋限定商品は、月をイメージした黄色いおもちでバニラアイスを包んだ仕様です。パッケージは全4種類で、雪見うさぎがお月見をしているデザインや、稲穂を持っているデザイン、餅つきをしているデザインを展開。さらに、商品名が「雪見だいふく」ではなく「月見だいふく」になったレアデザインも用意されています。

イベントでは、屋内に「巨大な月」のインスタレーションを設置。天候を気にせず満月を背景に撮影できる空間を用意し、商品を食べるだけでなく、お月見の場そのものを体験できる構成です。
また、2026年6月から中目黒で期間限定オープンしているカスタマイズ専門カフェ「my雪見だいふく」が、イベント限定の特別仕様で出店。会場では、アイスを自由に組み合わせ、自分好みの「my雪見だいふく」をつくれます。
このほか、LEDランタンの打ち上げ体験や、雪見だいふくの伸びるおもちにちなんだ餅つき体験も実施予定。

注目したいのは、商品名や色、パッケージだけでなく、会場全体を「お月見」の文脈で設計している点です。定番商品の既存イメージを別の季節や文化と結びつけることで、新商品の投入とは異なる形で、秋に雪見だいふくを選ぶ理由をつくっています。
季節性の強い商品を展開するにあたって、商品の特徴を大きく変えるのではなく、名前や見立て、体験の場を組み替え、既存ブランドの新たな接点を創出する事例です。
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