真夏のロンドンに“冷たい部屋”を設置 サントリー「-196」の体験型マーケティング
日本で生まれたサントリーの缶チューハイブランド「-196」が、真夏のロンドンに“冷たい部屋”を出現させました。
2024年に英国へ進出した-196が期間限定で展開したのは、「The Chiller Room」と名付けられたポップアップ。ロンドン南部の公園Clapham Commonに、暑さから逃れて涼むことのできる温度管理された空間を設置しました。
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室内はバーになっており、来場者はピーチ、レモン、グレープフルーツの3種類の-196を試飲できます。単に商品を配るのではなく、「暑いから涼みたい」という夏ならではのニーズを、そのまま商品を体験するきっかけに変えました。
この“冷たさ”は、ブランドそのものにもつながっています。「-196」という名前は、果実を液体窒素でマイナス196℃に凍結し、丸ごと粉砕してお酒に浸漬するサントリー独自の製法「Freeze Crush Technology」に由来します。
Minus 196 launched a temperature-controlled pop-up bar in London! 🏛️ Ice-cold drinks to beat the heatwave. ⚡️📈 Are you team hot summer or team freezing cold? Share below! 💬#Minus196 #PopUpBar #Suntory https://t.co/sSWdMrT4ff
— roastbrief (@roastbrief) August 3, 2026
つまり、冷たい部屋で冷たい-196を楽しむという体験そのものが、商品名や製法ともリンクしているのです。広告で商品の特徴を説明するのではなく、実際にその世界観に入り、味わってもらう仕掛けになっています。
日本で長く展開されてきた-196は、2024年に英国市場へ進出。現地でブランドを広げていくなか、今回の施策では認知向上と試飲機会の創出が重視されています。
真夏の暑さを避ける場所をつくり、そこを商品の試飲機会にするだけでなく、「-196」というブランド名の由来まで体験につなげる。季節と商品の特徴をうまく掛け合わせ、英国の生活者との新たな接点をつくった体験型マーケティング事例です。
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