登場人物に一切喋らせることなく、そのおいしさを語らせた加工米ブランドのCM

90秒レンジで温めるとそのまま食べられる味付きの加工米Rice-A-Roniは、“The flavor says it all(そのおいしさが、すべてを語る)”というキャッチコピーのCMを公開し、文字通り、あえて登場人物に一切セリフを与えることなく、表情だけで商品の特長である味の良さを表現しました。

 

動画は2種類あり、ひとつはレンジの中から出てきた同商品を皿に盛り付け、食卓へと運ぶ女性を映すところからはじまります。

一口食べるとその表情は一瞬の内に笑顔へと変わり「Rice-A-Roni本当においしいね!」というテロップが表示され、カメラは横にいる少女がやはり至福の表情を浮かべているところを映します。

最後に父親役の男性が目だけで「天国から来たお米みたいだ!」と訴えて、動画は幕を下ろします。

別バージョンも、同じように食卓を囲む家族が顔の表情で同商品のおいしさをアピールするもので、さまざまな表情と共に「このRice-A-Roni、おいしすぎる!」「ここはお米の楽園だね!」というテロップが表示されます。最後は同じタイミングで一口食べた双子の少女は、顔を見合わせて「おいしすぎじゃない?」「何回でも褒めれるね」と熱い目線を送り合っていました。

おいしさを表現するためにもはや言葉は不要であるというメッセージを体現したCMは、セリフを読み上げるCMが多い中で新たな存在感をアピールしました。

その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る